水族館でおなじみのかわいいラッコさんですが、実は現在日本には3頭しかいません。
一時期は国内に100頭以上のラッコが飼育されていて、どこの水族館でもラッコを見られるイメージでしたが、いつのまにかたったの3頭にまで減っていたんです。
そんな貴重なラッコを見られる場所の一つ、三重県の鳥羽水族館ではラッコと飼育員さんが遊ぶ、とってもかわいい姿を見ることができます。
動画は以下のサムネから
遊具をどんどん受け取り、お腹の上であそんだら、飼育さんにはい!って返す仕草・・・たまらなく可愛いですよね!絶対見に行きたい!
しかしラッコが、3頭に減ってしまったのには理由があります。
その理由は、ラッコが乱獲によって数を減らした結果、絶滅危惧種に指定されたのち、ワシントン条約で国際的な取引が規制。米国が輸出禁止を打ち出した1998年からは、新たなラッコを日本国内に受け入れできなくなりました。
日本でもラッコの捕獲が法律によって禁止されているため、ラッコを増やすには繁殖するしかなくなってしまいました。水族館でも繁殖を試みていましたが、ラッコも高齢になると繁殖も難しくなり、どんどん減ってしまったというワケです。
こんな可愛いのに、もう本当に日本では見れなくなるのかもしれません。
ぜひ水族館へ足を運び、かわいいラッコさんを見に行ってください。