以前、さくらねこのことをご紹介しましたが、「公益財団法人どうぶつ基金」は、ノラ猫や多頭飼育の猫に無料で不妊手術を行う直営病院「どうぶつ基金病院」を全国に展開することを発表しています。
まず、2021年度は大阪・福岡・宮崎の拠点で毎月2~5日間開院し、年間約7,000匹に不妊手術、ワクチン、ノミダニ駆除などを無料で施すことを目標にしています。
どうぶつ基金の目標である『猫の殺処分ゼロ』を実現するためには、まず、産まれてすぐに殺される命を無くさなければなりません。どうぶつ基金はこれまで全国で154,224匹(2021年1月末現在)の猫に無料で不妊手術を行い、2020年度だけで約4万匹もの手術を実施しています。
どうぶつ基金は全国161件の協力病院で年間4万匹の無料不妊手術をおこないました。しかし手術の供給量が大きく不足している地域が多いことから直営の無料病院を大阪、福岡、宮崎に動物基金病院を設置することにしました。
3府県で年間7,000~10,000頭のノラ猫、多頭飼育崩壊した猫などに無料で不妊手術、ノミダニ駆除、ワクチンを施すことにしています。
- どうぶつ基金病院福岡 筑後市 4月8日スタート
協働 一般社団法人リアン 後援 筑後市 筑後市教育委員会 - どうぶつ基金病院 大阪 八尾市 4月17日スタート
協働 大阪ねこの会 - どうぶつ基金病院宮崎 宮崎市 4月10日スタート
協働 宮崎ねこの会
近年は多頭飼育崩壊などという言葉も聞かれるようになりました。不幸な猫たちがこれ以上増えないことを願います。