ヨハネス・フェルメールの名画「窓辺で手紙を読む女」の修復が行われましたが、元絵と全然違うと話題になっています。
これまでに修復に失敗した作品
Spain has been hit by yet another bungling restorer, who turned this Virgin Mary painting into an unrecognizable blob: https://t.co/G2uKfLNf8o pic.twitter.com/0ASSjL1ybZ
— Artnet (@artnet) June 23, 2020
【15世紀のマリア像、ど派手に修復】 #スペイン 北部アストゥリアス自治州のラニャドイロ村にある小さな教会で最近、15世紀の #マリア像 が派手な色彩で修復され、スペイン各紙の話題をさらっています。
記事はこちら⇒https://t.co/b1aAnoVq6l pic.twitter.com/5QYCiS8bWd
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) September 9, 2018
ヨハネス・フェルメールの名画「窓辺で手紙を読む女」が修復され元絵と違う、なんて聞くとこれまでに見てきたさまざまな修復失敗作品をついつい思いだしてしまいます・・・。
でもご安心を!失敗ではないんです!
修復 フェルメール「窓辺で手紙を読む女」
フェルメールの《手紙を読む女》が修復されて、塗りつぶされていた絵が見えるようになったそう。
←←これがじつはこっちでした→→
といわれてもにわかに信じられない描かれた当時の姿になったわけだが、どうも慣れない。あるひ突然、親父がカツラをつけたようなひどい違和感 https://t.co/dIuuIBjMXW pic.twitter.com/Wk6pJyBDQG
— 江六前一郎:ichirø erokumae (@icro_erkme) August 24, 2021
修復されたフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」。確かに色彩が鮮やかによみがえっていますね! けれど壁だったところに「キューピッド」の絵が出現しています!
このキューピッドは、新しく書き加えられたものではなく、もともと描かれていたものなのだそうです。
1979年にX線で調べたところ、壁の部分にキューピッドが描かれていることがわかり、今回の修復で上塗りされた部分を取り除いた結果キューピッドが出現したとういうわけです。
最新の分析で、フェルメールではない別人が上塗りしたとの事。
誰が何のために上塗りしたんでしょうねぇ。
たぶんキューピッドのおちんちんが出てるからじゃないかなって私は思いました。お部屋に飾る時ちょっと恥ずかしいですもんね。
それにしても修復失敗じゃなくって良かったです。
「Johannes Vermeer. Vom Pausing」展
ちなみにこの作品は、今秋ドレスデン国立古典絵画館の「Johannes Vermeer. Vom Pausing」展(2021年9月10日~2022年1月2日)で展示予定。2022年には東京都美術館で展示され、世界初公開となります。