象はもともと非常優れた記憶力や知能を持つと推察されている動物です。
日本でも象のショーは見ることが出来ますし、賢い動物なのは周知の事実ですが、なかでもタイの象は鼻で絵筆を掴み、絵画を描くんです。
その象が描いたという絵がこちら
いや、うますぎます。
驚きなのはこのデッサン力。
鼻が長く、耳が大きい象はイラストにしやすい動物。特徴をつかんでさえいれば、かなり崩しても象とわかるんですが、この絵は簡素なタッチで見事に骨格や肉付きまで捉えているように見えます。
しかも、鼻に花まで持ってて、タッチも思い切りがあって絵自体のクオリティが高い。
普通の人間に描かせる象より間違いなく上手いのでは・・・
この象、タイのチェンマイ市内から約30分のところに位置する「メーサー・エレファント・キャンプ」の象で、1976年のオープン以来、象の飼育や保護までを担うキャンプ。
象に乗って起伏のある山道を散策できるトレッキングや象が水浴びをする様子が見学できるなど、象と触れ合える貴重な体験ができる人気の施設なんですが、観光客向けのショーの一つとして目の前で絵を描いているそうです。
メーサー・エレファント・キャンプには、絵を描く象が何頭か居るらしく、それを買うことも出来るのだとか。日本円で一万円以下程度のようです。
ショーを行っていて、何頭かいるということですので、訓練によって絵が描けるようになったということだと思いますが、どの様に訓練し、ゾウは何を思って描いているのでしょうね??
タイに行った際にはぜひ訪れてみたいスポットです。