asology [アソロジー]

コロナ禍でも歌い続ける【東京混声合唱団のハミングだけの合唱曲】

合唱は大人数が一斉に歌うので、飛沫などで感染拡大が心配され、コロナ禍では学校などの音楽の授業でも合唱があまり取り組まれなくなったと聞きます。

しかし、歌には「ハミング」という口を閉じたまま歌うという歌唱方法があり、これなら飛沫を最小限に防ぎながら歌うことができる。そこで、合唱のプロ「東京混声合唱団」は、作曲家にハミングだけの合唱曲の作曲を依頼、結果3人の作曲家がさまざまな想いを込めてハミングだけの合唱曲を作曲しました。

ハミングは口を閉じたままで声を響かせないといけないとても難しい歌い方でなんですが、さすがプロの合唱団。ハーモニーに深みがありとても豊かな響きで私たちを楽しませてくれます。

コロナ禍でコンサートはおろか練習すらできない状況の団員達ですが、芸術の灯を絶やしてはならないという想いが伝わってきます。ステイホームでの芸術の秋、こんな楽しみ方もありですね。

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