「花火=夜」というのはまさに常識なわけですが、その理由は、昼間はたとえ曇りであっても、太陽が明るすぎて、閃光がよく見えないからです。
そんな常識をひっくり返す「昼花火」というのがあるのをご存知ですか?
花火には様々な種類があるわけですが「昼」はありえないでしょ・・・と思ってしまいますが、実際にあるのです。
そのワンシーンがこちら。
すごい迫力。
ご覧の通り、昼花火の答えは”煙”なんです。
こちらは、イタリアはリグーリア州、ジェノヴァのレッコという街で行われている花火大会。
そのカラフルさもさることながら、幾多のスモークのボリューム感もすごいです。よくよく考えてみれば夜の花火だとたとえ球体に爆発していても、見る側からはほとんど平面にしか見えないものですが、昼だと弧を描くスモークの重なり合いと影から立体感が感じられますよね!
動画はこちら
音は昼夜まったく同じなんですが、夜の花火とは全く違った迫力で実際に見てみたいものですよね!夜と同じようにみんな盛り上がってます!
実は、「昼花火」という言葉があるくらいですので、日本にも昔から存在はしていたのですが、今では秋田の大曲全国花火競技大会など、ごく一部の花火大会でしか見ることができなくなっているそうです。
正確には、運動会や催し物、お祭りの開会を知らせる「爆竹」なんかも昼花火の一つらしいのですが、一般的には花火という認識はありませんよねぇ・・・