【レイユール】料理は科学…!有機化学者が作る「揚げ出し豆腐」があまりにも本格的すぎる

SNSでは沢山の料理動画が流れていますが、化学者による料理動画をご覧になったことはありますか?
こちら、有機化学者のレイユールさんが自身の公式YouTubeチャンネルにアップした、揚げ出し豆腐を作る動画です。レイユールさんは、有機化学者として化学を使って様々なコンテンツを制作されています。

調理が開始した途端「豆腐の原料であるグリシンマックスの種子200gを用意します」との説明が。

ん?今なんて言った…?

調理開始早々普通の料理動画ではない雰囲気がダダ漏れですが、気を取り直して観ていると、なんと揚げ出し豆腐を作るのに豆腐をいちから作ろうとしているようです…。いままでにこんな料理動画があったでしょうか?

レイユールさんはその後も一般家庭には絶対に置いていないであろう実験器具たちで調理を続けていきます。
初っ端から大豆を入れる器がボウルや鍋じゃなくてビーカーっていうのがものすごく“理科の実験”っぽくないですか?

↓理科の教科書でこんな感じの写真見たことありますもん。

しまいには、豆腐の原料になる生呉(なまご)を加熱しようと「高圧蒸気滅菌装置」という大掛かりな器具を使用し始めます。これは本当に料理動画なのか訳がわからなくなりますが、なんとか豆腐を生成することに成功します。

次に分銅で重しをして豆腐の水抜きをしている間に「だし」を作ります。(※分銅を重りに使ってはいけません)
フラスコに昆布と水を入れ抽出液をかつお節に加えてみりんやしょうゆを足していきます。

水抜きが終わった豆腐を定規で計って同じサイズに切ったら、いよいよ“揚げ”の工程へ!
ビーカーに植物油を入れてガスバーナーで熱し、「バレイショデンプン(片栗粉のこと)」をまぶした豆腐を投入します。

豆腐が揚がったら、薬味のねぎとしょうがをトッピングしてだしをかけて、はい完成!
いざ実食してみるレイユールさんですが、大豆から丁寧に作り上げたにもかかわらず「あっ、いいですね。」という軽すぎる感想でした…。

コメント欄では、「料理は科学だということがよくわかるシリーズ」「どの高級料理店よりも高い値段で出てきそうな揚げだし豆腐」「料理動画で腹が痛くなるほど笑うことはこれまでもこの先もなさすぎて助かる」といった反響の声が寄せられていました。

中には実験っぽすぎる調理風景に「しっかり真面目に作っているはずなのに美味しそうと思えないのが逆に不思議、やっぱりプロセスって大事なんだな」と料理をする上での気づきを得る方もいました。

レイユールさんはこの他にも化学を用いたスイーツやジャンクフードを作る動画をアップしているので、興味のある方はぜひ覗いてみてください!

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