昨年募集された、ものづくりの現場にまつわるエピソードを詠った「現場川柳」の受賞作品が本日発表されました!
記念すべき第10回目となる今回はどんな作品が受賞したのか、さっそくご紹介したいと思います。
大賞「口癖は 理論的には 可能です」
今回大賞を受賞したのは、「口癖は 理論的には 可能です」という一句。
「やりたくない」という気持ちをやんわり匂わせるための“技術者あるある”を用いた句とのことですが、口癖になるほどむちゃくちゃなことを頼まれてるんでしょうか。
優秀賞「『あああれね』 知ってるフリの インボイス」
優秀賞を取った作品の1つが、「『あああれね』 知ってるフリの インボイス」。
昨年よく聞いた「インボイス」という言葉を、昨年流行語大賞に輝いた「アレ」という言葉でうまくごまかす一句。「インボイス」が何かイマイチ分かっていないのは現場あるあるなんですね。
優秀賞「短納期 チャチャッとこなす 爺PT」
2つ目の優秀賞作品が「短納期 チャチャッとこなす 爺PT」。
Chat GPTにも負けない仕事ぶりを見せるおじいちゃん技術者の姿が浮かんできます。
優秀賞「終業後 密かに試す 魔改造」
3つ目の優秀賞作品が「終業後 密かに試す 魔改造」。
会社の部品で密かに何かを作る様子を表した一句。
終業後でもものづくりに没頭しちゃうのは技術者さんの性なんでしょうか。
ちなみに私のお気に入り作品は、入賞作品「求人に 載ってる美女は フリー素材」。
たしかに現場仕事の求人広告ってイメージにそぐわない美女が起用されていますよね。いざ入社してみると実際はそんな人は働いていなんですが、やっぱり美人には惹かれちゃうんですね。
この他にもくすっと笑える作品が入賞していたので、気になる方はぜひ公式サイトを覗いてみてください!