赤ちゃんの名前人気ランキング2020

ランキング

明治安田生命保険が毎年発表している新生児の名前の人気ランキングが発表されました。男女別に10位までのランキングを見てみましょう。

男児

順位 名前 人数 占率
1位 48人 0.52%
2位 47人 0.51%
4位 陽翔 41人 0.45%
5位 38人 0.41%
6位 朝陽 36人 0.39%
7位 35人 0.38%
8位 33人 0.36%
9位 大和 32人 0.35%
10位 大翔 31人 0.34%

女児

順位 名前 人数 占率
1位 陽葵 47人 0.53%
2位 42人 0.48%
3位 41人 0.46%
4位 結菜 40人 0.45%
5位 結愛 37人 0.42%
6位 莉子 36人 0.41%
7位 結月 35人 0.40%
8位 34人 0.39%
10位 結衣 32人 0.36%

1字名が多い

ランキングを見るとやはり「1字名」が多く、男児は6つ、女児も4つがランクインしています。

男児の名前1位の「蒼」は記録の残る明治45年・大正1年からの109年の歴史上初の首位となりました。また、女児の名に「結」が多く使われている点にも注目です。

読みが先に決まる

一昔前は漢字が持つ本来の意味や字体から名前を付けていましたが、昨今は読みが先行して決まるようで、その後に漢字を当てる付け方が多いようです。これは名前をつけるマニュアル本が原因と見られています。

結果、読みが同じでも表記(漢字)が違うものが増える結果となり「はると」の漢字だけでも「陽翔」を筆頭に「陽斗」「遥斗」「晴翔」「悠翔」「晴斗」「悠人」「悠斗」「遥人」「春翔」「晴人」「大翔」「陽人」「春斗」「暖人」「遥翔」「陽大」など33種類以上も存在します。

進む「子」離れ

70年代は「陽子」「智子」、80年代には「愛」の人気が高まり、「○子」のように定番だった「子」の字が女児名から徐々に消える“子離れ”現象が起き、この頃から、漫画・アニメや映画・ドラマの主人公、芸能人、スポーツ選手の活躍にあやかろうという傾向も強まりました。

コロナ禍の行方や東京五輪、景気動向、世界情勢などを見据えて、名前の流行も、ファッションと同様、興亡を繰り返しています。

image:twitterより

CCBot/2.0 (https://commoncrawl.org/faq/)  / 

関連記事

299 2
日本で凧といえば、長方形で細い帯が2本ぶら下がっているものを想像しますが、世界にはいろんな形の凧があります。 台湾で行われている凧...