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DJI MAVICにフラッグシップモデル2機種を追加。「DJI Mavic 3」

「Mavic 3」と「Mavic 3 Cine」

 

先日、アクションカメラ「Action 2」を発表したばかりのDJIからドローンのフラッグシップモデル「Mavic 3」と「Mavic 3 Cine」が発表されました。

デュアルカメラシステム搭載

搭載レンズはもちろんハッセルブラッドです。しかも2つ!

image : © 2021 DJI.

焦点距離24 mmの単焦点レンズはオートフォーカスと84°FOVに対応、DJI Mavic 3に搭載された2つ目のカメラには焦点距離162 mm望遠レンズが搭載され、28倍ハイブリッドズーム(デジタル+光学)と絞りf/4.4に対応。遠くにある被写体もはっきりと確認でき、よりダイナミックでクリエティブな映像を離れたところからでも撮影することができます。今回、フォーカス速度を向上するため、新たにビジョン検知オートフォーカス技術 (VDAF)を採用。これによりHasselbladカメラは、機体に搭載された複数のビジョンセンサーと連携し距離データを取得することで、フォーカス速度を最適化しています。

Mavic 3 Cine

Mavic 3 CineはApple ProRes 422 HQコーデックに対応し、最大ビットレート3772Mbpsを実現。プロユーザーにとって、日常業務のポストプロダクションでのニーズを満たすパワフルなツールとなります。[2] また、ProResコーデックや高フレームレート動画といった大きな容量のデータを扱えるよう、Mavic 3 Cineでは1TB SSDを内蔵しています。DJI 10Gbps 高速データ転送ケーブルも同梱することで、エクスポート作業をより効率化しサイズの大きなデータでもスピーディに転送することができます。

全方向障害物検知システム

image : © 2021 DJI.

image : © 2021 DJI.

アップグレードされた障害物検知機能や航行システムを搭載しており、「APAS 5.0」は、魚眼レンズを使った6つのビジョンセンサーと広角レンズを使用した2つのセンサーを組み合わせ、複雑な環境下でも全方向の障害物をスムーズかつ継続的に検知し、障害物を回避する安全な飛行ルートを探知します。

また、全方向障害物検知システムにより刷新されたActiveTrack 5.0では被写体の前後、左右、斜めの動きに合わせたトラッキングや、動いている被写体の側面や周りを飛行しながらのトラッキングも可能です。

被写体が速く動き一時的にカメラからフレームアウトしてしまった場合でも、機体に搭載されたビジョンセンサーが被写体を捉え続け、被写体が再びフレーム内に収まるようトラッキングを継続します。

ジオフェンス機能

ジオフェンス機能は、重要施設の周辺や制限高度の近くを飛行時、ドローンパイロットに警告します。また、AeroScopeリモートIDシステムにより、重要施設等のあるエリアに近接する空中のドローンを、現地当局が認識・監視することができます。DJI Air 2Sで初めて採用したAirSenseシステムをDJI Mavic 3にも搭載し、付近を飛行中の航空機やヘリコプターから発せられるADS-B(放送型自動位置情報伝送)信号を受信しパイロットに警告するため、パイロットは迅速に安全な別の場所へとドローンを移動することができます。

バッテリー性能の向上と優れた空力性能により、長時間飛行が可能に。

DJI Mavic 3ではドローンの飛行性能と電力消費に関わるあらゆる要素を再設計し、理想的な環境下で最大46分と飛行時間を大幅に延長、ダイナミックなシーンの撮影にも十分時間をかけることができます。また、モーターとプロペラをエネルギー効率の高いものへ改善、バッテリー容量を増やし、その分ドローンの骨組みや部品の重量を軽減しています。

他にもアップグレードした伝送システムDJI O3+により最大15km(日本では8km)までの映像伝送が可能となります。

製品内容

image : © 2021 DJI.

詳細な情報はこちらから

www.dji.com/mavic-3
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