人間工学が私生活、特に職場の環境や生産性に大きく貢献していることはよくご存知かと思います。
人間工学の起源は1850年代のヨーロッパに遡りますが、いまではアジア、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オセアニアなど多くの地域で人間工学は活用されています。人間工学は、エルゴノミクス(Ergonomics)やヒューマンファクター(Human Factors)とも呼ばれており、私たちの生活の中に定着しています。
人間工学電卓
カシオ計算機から操作面(ボディーの上面)を3度傾斜させて、キーを階段状になる「人間工学電卓」が発売されました。
右手で電卓を使う際の打ちやすさを追求した商品で、コンセプトは「右手3~5本の手指を使うとき、打ちやすい電卓とは。」
カシオ計算機は「操作時の手や指の状態を専門機関とともに徹底分析。それは、完成の域に達した電卓をもう一度見つめ直す研究の日々でした。試行錯誤の結果、従来のカタチにとらわれない新しい発想の電卓が完成したのです。」としています。
人が電卓に合わせるのではなく、電卓が人に合わせる
人間工学階段キー
操作面を3°の角度で傾斜させることで、右の手や指にフィット。キー自体は常に垂直方向に打てるよう、斜めにせずに階段状に配置されています。自然な手・腕の状態で打ちやすい構造になっています。
動画で解説
サイズも2種用意されていますので、仕事環境に合わせて選べますよ。