Tangara
皆さんは現在、外出時に音楽を聞く時に使っているデバイスとして何を使っていますでしょうか。一番多いのはやはりスマートフォンでしょうか?音にこだわる方はDAP(デジタルオーディオプレイヤー)などを使われている方もいらっしゃると思います。近年はストリーミングサービスが充実し、定額で数億曲を自由に好きなだけ聞くことができるようにもなりました。
デジタル化された音楽をいつでも気軽に聞けるようにしてくれた先駆者といえばiPodです。
海外のクラウドファンディングサイトCROWDSUPPLYにおいて、初代iPodを彷彿とさせる音楽プレーヤー「Tangara」が登録されています。
製品を入手するための必要出資額は249ドル(約3万8,000円)で、製品出荷は9月14日を予定しているとのことです。
仕様
本体上部に160×128ドット/18bitカラー表示対応の1.8型TFT液晶、下部に直径1.6インチ(約40.6mm)の静電容量式のタッチホイールを装備し、初代iPodを彷彿とさせるフォルムが特徴となっています。
ヘッドホンジャック経由の有線だけでなくBluetoothによるワイヤレス接続にも対応しています
チップはESP32を採用していて低消費電力。対応フォーマットはMP3、FLAC、OGG、Opus。ストレージは16MBですが、SDカードを内蔵できるので、音楽ファイルは最大2TBまで入れることができます。
ユニークな点としてオープンソース化されていることです。ファームウェアはC++で書かれていますが、スキルとやる気さえあればオーディオコーデックを追加するなど、新機能を移植したりカスタマイズすることもできるそうです。
ケースのCADデータまで公開されており、3Dプリンタを使って自分好みのケースを作ることもできちゃいます。
非常に楽しみな商品がまた誕生しました。3Dプリンターで原型を留めないものがSNSで登場しそうです。