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SONYからドローン「Airpeak」(エアピーク)発表

アメリカ商務省は12月18日、アメリカの安全保障や外交政策上の利益に反する企業等を列挙した「エンティティー・リスト」に、民生用ドローン世界最大手の大疆創新科技(DJI)を加えたことがニュースなどで報じられました。これによりDJIはアメリカからのドローン用の半導体などを手に入れられなくなります。

さらにセキュリティ上の懸念が拭い去れないとして米内務省が保有する、800機のDJI製ドローンの使用が禁止されています。

日本も米に倣い、国が保有している約1,000機のドローンを、高いセキュリティー機能を備えた新しいドローンに入れ替える方針を固めました。情報漏えいの懸念など安全保障の観点から、中国製ドローンを排除することがねらいです。

民間で所有するDJI製品も淘汰されることになるのでしょうか?今後に注目です。

「Airpeak」(エアピーク)

image:©Sony Corporation

オンライン開催中のデジタル見本市 CES 2021でSONYは撮影用ドローン「Airpeak」の実機を公開しました。

Airpeakは映像クリエイター向けの撮影用ドローンで、機体にαシリーズを搭載することで、ダイナミックかつ緻密な安定飛行と高画質な映像を空撮できるとのことです。

「Airpeak」で、同社のEV車「VISION-S」の撮影

CESでは、SONYの「α7S III」を搭載した「Airpeak」で、同社のEV車「VISION-S」がオーストラリアで公道走行テストを行う様子を空撮した動画が公開されました。


この「Airpeak」をSONYは2021年春にプロ用映像制作機器として発売を予定しています。「Airpeak」で撮影した映像も公開されており、ソニーのEV車「Vision-S」に追従しながら、映像を撮影している様子が確認できます。

私もDJIの製品を使用することがあるのですが、アプリの中にキャッシュとして残されている映像が、ある意味怖いと思っていました。
国産のドローンがDJI以上の機能と安全性を確保できれば嬉しいかぎりです。

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