新しいラインのカメラ
キヤノンから新開発の35㎜フルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC X」を搭載したフルサイズミラーレスカメラ「EOS R3」の開発を発表しました。
開発中の「EOS R3」は、高速・高感度・高信頼性をコンセプトとしたモデルです。デジタル一眼レフカメラのフラッグシップ機「EOS-1D X Mark III」に代表される「EOS-1」シリーズと、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」に代表される「EOS 5」シリーズに加えた形で、新しいラインのカメラとして投入予定とのことです。
EOSシリーズ初となる、新開発の35mmフルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサーによる高速読み出しと、映像エンジン「DIGIC X」の高速画像処理により、電子シャッター撮影時においてAF/AE 追従で最高約30コマ/秒の高速連写と高感度を両立、室内や夜景など暗いシーンでもノイズを抑えた動体撮影を実現するとのこと。
また、ディープラーニング技術を活用したアルゴリズムを強化。
人物の頭部・瞳の検出機能の向上と新たに胴体の検出を実現し、ポートレートや被写体の動きが大きいスポーツなどの撮影シーンでも高い被写体追尾性能を発揮するそうです。
ファインダーは、覗いた瞳の動きを検知して見たところにAFポイントを移動できるという「視線入力」が復活しています。(1992年の「EOS5 QD」が同名の機能を搭載)
画素数に関してはまだ発表されていません。