【withコロナ】星野リゾートから会食のための提灯型パーテーション。

例のウィルスによる感染拡大防止の為に、飲食店業界はざまざまな工夫をこらしています。消毒、検温は当たり前となり、席にはパーテーションが設置されているところも多くなりました。

「東京・提灯会食」

旅館やリゾート施設を運営する星野リゾートが、日本旅館「星のや東京」（東京都千代田区）で、マスクを外して会食できる「東京・提灯会食」というものを始めています。

image:© HOSHINO RESORTS INC.

会食をするときに言われているのが、食べ物や飲み物を口にする時以外はマスクを付けることが推奨されています。しかしながら現実にはなかなか面倒です。

星のや東京は、コロナ禍においても安心して食事を楽しめるように、日本の慣習や文化に馴染み深い提灯に着目し、提灯型パーテーションを開発、柔らかな明りで顔と食事を照らす提灯型パーテーションは、会話中にマスクを外せるので、一緒に食事をする相手の顔が見えることはもちろん、相手の声も聞き取りやすくなります。
飛沫防止の機能も十分に持っているとのことで、withコロナ時代においても気兼ねなく会食を行えるとしています。

image:© HOSHINO RESORTS INC.

提灯の大きさは直径75cm、高さ102cmで、京都「小嶋商店」の職人が骨組みから絵付けまでを手掛けたものです。伸縮する形状によって、人の出入りはしやすいそうです。

会場は約40m²。1時間あたり約5.5回と基準の約11倍の換気もおこなっています。

image:© HOSHINO RESORTS INC.

概要

星のや東京