しゃぶしゃぶが大好きな私。しゃぶ葉、温野菜……都内のチェーンはひと通り制覇してきたつもりでいたのだけど、ひとつだけずっと行けていないお店があった。それがMKレストランだ。
現在は九州を中心に展開していて、以前は東京にも店舗があったらしいけど今はない。だから「東京では食べられないなら九州で食べるしかない!」と、九州を訪れた際に息子を誘って突撃してきた。
行く前にちょっと口コミを調べたら「料理が出てくるのが遅い」「接客が悪い」という声がちらほら。さて実際はどうだったのか、しゃぶしゃぶ好きの私が正直にレポートする。
MKレストランってどんなお店?
MKレストランのルーツはタイ王国。創業者がタイを訪れた際に「タイスキ」の味に感動し、「この美味しさを日本でも!」という想いから生まれたチェーンだ。タイ発祥のしゃぶしゃぶというちょっと珍しいポジションで、スタッフは日本人。店内にタイ感はあまりないけど、料理のルーツはしっかりタイにある。
お肉は店内で一枚一枚丁寧にカット、野菜はすべて100%国産(ベビーコーン・きくらげ・おくらを除く)というこだわりも印象的だ。チェーン店でありながら品質へのこだわりを感じる姿勢は好感が持てる。
選んだのは牛タン&九州産国産牛コース+プレミアムセレクト飲茶
今回選んだのは「牛タン&九州産国産牛コース」(¥4,899・税込¥5,389)に、プレミアムセレクト飲茶(+¥800)と飲み放題(+¥1,255)を追加したプラン。合計¥6,954(税込¥7,649)だ。牛タン・九州産国産牛・ハーブ三元豚・厳選牛バラ・厳選若鶏など種類豊富なお肉に加え、約30種類の飲茶まで食べ放題。ワインも含めていろいろ飲んできた。
約7,000円で国産牛+飲茶+飲み放題というのは、価格だけ見ればそれなりのお値段。ただ実際のところはどうだったか、正直に話していこうと思う。
まずはスープから
スープはチゲ×MKオリジナルスープの2色をひとつの鍋で同時に楽しめるスタイル。赤と白のコントラストがきれいで、テーブルに運ばれてきた瞬間に思わず「おっ!」となった。辛いチゲでさっぱり食べたり、あっさりしたオリジナルスープでじっくり味わったり、気分で使い分けられるのが楽しい。ポン酢やゴマダレなどオリジナルのタレとの相性もよく、お肉や野菜の味を引き立ててくれる。
お肉はこんな感じ
「牛タン&九州産国産牛コース」なので国産牛も食べられる。これが今回一番楽しみにしていた部分だったのだけど、正直に言うと写真で期待していたビジュアルとは少し差があった。私がよく行くしゃぶしゃぶ温野菜の国産牛は本当に最高で、霜降りの美しさも肉質もまったく別格。あのレベルと比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまう。
味が悪いわけではないし、食べ放題でこの価格帯なら仕方ない部分もある。ただ「九州産国産牛!」と期待値を上げすぎていた分、少しおとなしめな印象だった。
料理の提供速度と接客について
口コミでよく見かけた「料理が遅い」「接客が悪い」という評判。実際に行ってみたら、ちゃんと注文すれば普通に出てきたし、接客も口コミで心配していたほど悪くなかった。
飲茶が面白い!カラフル小籠包
プレミアムセレクト飲茶をつけると、なんと約30種類の飲茶メニューが食べ放題。赤・黄・緑・グレー・白の5色小籠包が蒸篭に並んで出てくる。見た目は完全に映える👏 テーブルに置いた瞬間、写真を撮らずにはいられなかった。
YouTubeでも見た目の華やかさが話題になっているようで、確かにインパクトは抜群。ただ私は台湾で本場の小籠包を食べた経験があるので、どうしても比べてしまう。皮の厚みや中のスープ感など「本場とは違うな」と感じてしまったのが正直なところ。とはいえこれはもう私のハードルが高すぎるせいでもある。見た目を楽しみながら食べるぶんには十分だと思う。
パンダカスタード饅頭がかわいかった
今回のMKレストランで、文句なしに一番よかったのがこれ。パンダカスタード饅頭だ。
大きな黒目がトレードマークのパンダ型の蒸しまんじゅうで、食べるのがもったいないくらいかわいい。でも食べてみたら中身も最高だった。ゆで卵の黄身のような濃いカスタードがたっぷり入っていて、甘すぎず、でもしっかりリッチ。見た目のかわいさと美味しさが両立している一品で、お子さんは大喜びじゃないんだろうか。
隣にあるもち米焼売も美味しかった。ただし、飲茶はお腹が膨れるのでお肉が食べれなくなっちゃう。
具材いろいろ!チーズ鶏つくねが推し
MKレストランはどのコースでも、国産野菜とMKならではの具材が食べ放題。鶏つくね・チーズ入り鶏つくね・エビワンタン・もちもちエビ入り水餃子・讃岐うどん・バミー麺・梅花麸・春雨など、しゃぶしゃぶ以外の具材も充実している。
なかでもチーズ入り鶏つくねが特によかった!ふわっとした鶏つくねの中にチーズが入っていて、しゃぶしゃぶのスープで火を通すとチーズがとろりと溶け出す。チゲスープとの相性が抜群で、これは何個でもいけてしまう。お肉だけでなくこういう具材が充実しているのはMKレストランの強みだと思う。
ハプニング発生!ワインがワインじゃなかった
飲み放題でワインをがんがん飲んでいたところ、あるグラスを口にした瞬間——「甘い……?!」
どう考えても普通のワインじゃない。甘すぎる。メニューにカシスソーダ系のカクテルがあったので、おそらくカシスの原液をワインと間違えて出してきたのだと思う。スタッフに伝えると快く対応してもらえたけど、「ありえない!」と思いつつもちょっと笑えるハプニングとして記憶に残った。
まとめ:MKレストランは「一度行ってみる」お店
食べ放題の満足度 ★★★☆☆
パンダ饅頭 ★★★★★
スタッフ対応 ★★★☆☆
コスパ ★★★☆☆
また行く? 次はないかな…
120分食べ放題でお腹いっぱい、息子とわいわい楽しめたのはよかった。タイ発祥のしゃぶしゃぶという体験自体は面白いし、パンダカスタード饅頭やチーズ鶏つくねなどMKならではの魅力もある。ただ、しゃぶしゃぶ好きとしては肉質面でもの足りなさを感じてしまったのが正直なところ。
MKレストランは現在九州エリアを中心に展開しているので、九州在住の方や旅行中に立ち寄る機会がある方は、ぜひ一度体験してみてほしい。
ただ私個人としては、次に九州でしゃぶしゃぶを食べるなら別のお店を探すかな、というのが正直な感想だ。
MKレストラン公式サイト・店舗検索はこちら https://www.mkrestaurants.co.jp/