別府駅の高架下にある「べっぷ市場」は、もともと好きな場所でした。
最近リニューアルしたこともあって、以前より明るく立ち寄りやすい雰囲気に。
でも、どこか昔ながらの市場らしさも残っていて、その感じが私は好きです。
そんなべっぷ市場で、前から気になっていたお店がありました。
それが、市場の中にある鮮魚店「丸栄鮮魚店」。
YouTubeで「店先で魚を食べながら飲める」と知ってから、ずっと行ってみたかったんです。
魚屋さんの店先で、好きな魚を選んで、その場で一杯。
そんなの、のん兵衛には夢でしかありません。
この日は、そんな小さな夢を叶えるために、べっぷ市場で昼飲みすることに。
1軒目は味一匠、2軒目は丸栄鮮魚店へ

まず立ち寄ったのは、以前ブログにも書いた「味一匠」。
ぎょろりんをつまみに一杯飲んで、ここで終わるわけがありません。
この日は最初から、べっぷ市場でハシゴする気まんまん。
1軒目を楽しんだあと、次に向かったのが、市場の中で前から気になっていた「丸栄鮮魚店」です。
店頭で魚を選び、調理してもらったものをつまみに飲めるスタイルのお店。
YouTubeで見てから、ずっと「ここで飲んでみたい」と思っていた場所でした。
ということで、べっぷ市場昼飲み2軒目は、丸栄鮮魚店へ。
店先で飲める、気軽な鮮魚店

丸栄鮮魚店は、べっぷ市場の中でも目を引く青い看板のお店。
店先には魚介が並び、メニュー表には焼き魚、さざえ、はまぐり、牡蠣、ホタテ、伊勢海老など、海鮮好きにはたまらない文字がずらり。
お店の前には2テーブルほどあり、そこで食べたり飲んだりできるようになっていました。
きちんと腰を据えて飲む居酒屋というより、魚屋さんの店先でちょっと飲める場所。
この気軽さが、たまらなくいいんです。
市場の通路を人が行き交っていて、ショーケースをのぞき込む人がいて、店員さんが魚をさばいたり焼き物の準備をしたりしている。
その横で飲む時間。
もう、それだけで楽しい。
まずはハイボール

この日は、味一匠に続いて2軒目。
丸栄鮮魚店では、まずハイボールを注文しました。
プラカップで出てくる気軽さも、市場飲みらしくていい感じです。
お酒のメニューを見ると、ビールやレモンサワー、かぼす系のドリンク、ソフトドリンクなどが並んでいました。
関さば、1パック1,500円。これは頼んでよかった

今回、一番印象に残ったのが関さばです。
私はこれまで、関さばを何度か食べたことがあります。
大分に来た時にも食べているし、有名なのも知っています。
でも正直に言うと、これまでは「関さばって、ただぷりぷりコリコリしているだけじゃない?」と思っていました。
おいしいのはおいしい。
でも、わざわざ高いお金を出してまで食べたいかと言われると、そこまで強く感動したことはありませんでした。
ちゃんとしたお店で頼むと、半身で4,500円とか5,100円とかすることもあって、ひとり飲みにはちょっと手が出しにくい。
その点、ここでは店頭に並んでいた関さばのパックをその場で選べました。
私が見た時はパックが2つあって、「1,500円」と書いた値札が置いてありました。
この日は2軒目で、すでに少し酔っていた私。
最初は「え、2パックで1,500円?安い!」と思って買ったのですが、出てきたのはもちろん1パック。
関さばがこんなに安いわけない。
そりゃそうだ。
でも、食べてみたら1パック1,500円でも納得でした。
これまでの関さばの印象が変わった
身はぷりっとしていて、コリコリした歯ごたえもある。
でも、それだけではなく、ちゃんと脂のうまみがあるんです。
これまで私が思っていた「関さば=ぷりぷりコリコリしている魚」という印象とは、少し違いました。
噛むほどにうまみが出て、お酒にもよく合います。
1,500円出してよかった。
これはかなり満足度が高かったです。
ひとり旅だと、高級店で関さばを頼むのは少し勇気がいります。
でも、こうやってパックで買って、その場で気軽に食べられるなら手が届きやすい。
べっぷ市場で飲む楽しさって、こういうところにもあるなと思いました。
牡蠣とホタテも焼いてもらいました

焼き物系もかなり充実していました。
ホタテ、牡蠣、はまぐり、さざえ、焼き魚など、魚介好きには危険なラインナップです。
私は牡蠣が大好きなので、もちろん注文。
出てきた牡蠣を見て、正直ちょっと「ちっちゃ!」とは思いました。
でも、ちゃんと“小”の表記だったので、そこは納得です。
小ぶりでも、焼いた牡蠣のうまみはしっかり。
香ばしさがあって、お酒のつまみにはちょうどいい感じでした。

そして、ホタテも焼いてもらいました。
殻付きのホタテにタレがじゅわっとかかっていて、香ばしい焼き目。
見た目だけでもう、お酒が進むやつです。
焼きたての貝は、身がぷりっとしていて、甘辛いタレと海のうまみが合わさって最高。
市場の店先で、関さばと牡蠣とホタテ。
この組み合わせは、かなり幸せです。
調理してもらえるのが楽しい

丸栄鮮魚店では、店頭の魚介を選んで、調理してもらうことができます。
調理してもらう場合は、調理代として500円かかるようでした。
こういうシステム、旅先だと楽しいですよね。
ショーケースやメニューを見ながら、
「これ焼けますか?」
「じゃあこれお願いします」
みたいに選べる。
ただ注文するだけじゃなくて、自分で選んでいる感じがあるので、ちょっと市場に参加している気分になります。
居酒屋で完成された料理を頼むのとは違う楽しさがあります。
単品メニューは、ものによっては特別に安いというより、観光地らしい価格のものもあるかもしれません。
でも、店頭に並んでいるお刺身や魚を選んで、その場で食べるスタイルは満足感がありました。
特に関さばは、私にはかなり当たりでした。
海鮮丼のテイクアウトもあります
丸栄鮮魚店には、海鮮丼のテイクアウトメニューもありました。
写真のメニューにも、1,100円や1,500円の海鮮丼が載っていました。
これはなかなか使いやすいと思います。
別府は温泉に入って、宿でゆっくりしたい時も多い場所。
市場で海鮮丼を買って、ホテルや宿で食べるのも絶対楽しい。
外で飲み歩くのもいいけれど、部屋飲み用に持ち帰るのもありです。
ひとり旅だと、夜にお店を探すのが面倒になることもあるので、こういうテイクアウトがあるのは助かります。
実際に行って感じたおすすめポイント

今回よかったのは、やっぱり「魚屋さんで選んだものを、その場で食べながら飲める」というところ。
普通の居酒屋とは違って、市場らしい活気があります。
店先のショーケースを見ながら、今日は何を食べようか選ぶ時間も楽しい。
お刺身を買って、飲みながら、気になる貝を焼いてもらう。
一人でも入りやすいし、長居しすぎずに楽しめるのもいいところです。
味一匠で1杯飲んだあと、2軒目にふらっと寄るのにもちょうどいい。
「がっつり食事」ではなく、
「ハシゴ酒の途中で魚をつまみたい」
「市場の雰囲気を楽しみながら飲みたい」
「せっかく別府に来たし、ちょっと魚介も食べたい」
そんな時にぴったりでした。
行く前に知っておきたいこと
店頭のテーブル席は2テーブルほどだったので、混んでいる時間帯は座れないこともありそうです。
また、魚介の内容や価格はその日によって変わると思います。
お刺身、調理メニュー、海鮮丼、お酒の価格は、訪問時に店頭メニューを確認してください。
気になるものがあれば、注文前に確認しておくと安心です。
それから、料理の提供スタイルはかなりカジュアルです。
高級感のあるお店でゆっくり食べたい人向けというより、市場の雰囲気ごと楽しみたい人向け。
私はそのラフさが好きでした。
まとめ:べっぷ市場で飲む夢、叶いました
もともと好きだった、別府駅高架下のべっぷ市場。
そして、YouTubeで見てからずっと行ってみたかった丸栄鮮魚店。
今回、味一匠に続いて2軒目に丸栄鮮魚店へ行き、やっとその夢が叶いました。
魚屋さんの店先で、関さばと牡蠣、ホタテ焼きをつまみに一杯。
きれいに整ったお店では味わえない、市場ならではの楽しさがあります。
特に関さばは、これまで何度か食べたことがありながらも「ぷりぷりコリコリしているだけかな」と思っていた私でも、頼んでよかったと思えるおいしさでした。
牡蠣はメニュー通り小ぶりでしたが、焼きたてをつまみながら飲めるのはやっぱり楽しい。
別府で昼飲みしたい方、べっぷ市場が好きな方、ひとり旅で気軽に海鮮をつまみたい方は、丸栄鮮魚店をのぞいてみてください。
こういう旅先の一杯、やっぱり最高です。