別府駅市場で3軒をはしごした、今回の女のん兵衛探訪記。
味一匠、丸栄鮮魚店、湯煙食堂と回り、すでにお腹はかなりいっぱいです。
普通なら、ここで終了してホテルへ戻るところ。
でも、別府駅市場を歩いていると、どうしても気になるお店を見つけてしまいました。
それが「ぶたまんの店 幸崎」です。
さらにその後、前から気になっていた別府冷麺まで食べに行くことに。
よく食べ、よく飲んだ別府の昼飲み。最後までしっかり楽しんできました。
目次
別府駅市場「ぶたまんの店 幸崎」

別府駅市場の中を歩いていると、「湯の町べっぷのソウルフード」と書かれた大きな看板が目に入りました。
「ぶたまんの店 幸崎」です。
別府では昔から親しまれている豚まんらしく、地元の人にとっては、小さい頃から食べてきた思い出の味なのだそう。
長年親しまれてきた味を受け継ぎ、別府駅市場で営業しているお店のようです。
そう聞くと、食べてみたくなりますよね。
すでに3軒回った後でしたが、せっかく来たので豚まんをひとつ購入しました。
昔ながらの甘めの餡が入った豚まん

豚まんは、ふっくらとした白い生地に、お店のマークが焼き印されています。
半分に割ってみると、中には豚肉や野菜の入った餡がしっかり詰まっていました。

食べてみると、餡は少し甘め。
昔ながらの、どこか懐かしい味です。
正直に言うと、コンビニの豚まんを食べ慣れている私には、「わざわざこれを目当てに食べに来たい」というほどの驚きはありませんでした。
もちろん、普通においしい豚まんです。
ただ、この豚まんは味だけでなく、地元の人が子どもの頃から食べてきた記憶も含めて、別府のソウルフードなのだと思います。
昔から知っている人にとっては、食べるとほっとする、特別な味なのでしょうね。
豚まん屋さんで見つけた蒸しベーグル
店頭には豚まんだけでなく、丸い形をした「蒸しベーグル」も並んでいました。
抹茶みるく、よもぎ小豆、黒ごまさつまいも、ハムチーズなど、種類もいろいろ。
私はベーグルが好きなので、ハムチーズを購入しました。

蒸したベーグルは、表面がやわらかく、全体的にもちもちとした食感です。
一般的なベーグルにある、むぎゅっとした強い弾力とは少し違い、ふわっとやわらかめ。
そのため、本格的なベーグルのかみ応えが好きな人は、「これはベーグルとは少し違うかも」と感じるかもしれません。
でも、蒸しパンとも普通のベーグルとも違う、不思議な食感でおもしろかったです。
ただし、この時点ですでにかなりの満腹状態。

豚まんは食べ切りましたが、蒸しベーグルは数口食べたところでお腹が限界になってしまいました。
別府駅市場の中にあるイートインスペースのような場所で食べられたので、買ってすぐ味わえるのもよかったです。
行きたかったお店は閉店中。それでも昼飲みは終わらない
豚まんと蒸しベーグルを食べた後は、再び飲みに戻ってもよかったのですが、せっかく別府まで来たので、もう一軒行きたいお店がありました。
少し味のある雰囲気のお店で、楽しみに向かったのですが、残念ながらこの日は閉まっていました。
ここで諦めてホテルへ帰ることも考えました。
でも、まだ別府で食べていない名物があります。
それが「別府冷麺」です。
ガイドブックなどでは何度も見たことがありましたが、これまで特別に惹かれたことはありませんでした。
韓国冷麺と同じようなもので、それが別府で人気になっただけだと思っていたのです。
ところが、実際に食べてみると、まったく別物でした。
トキハ別府店にある「別府冷麺 六盛」へ
別府冷麺の有名店として知られている「六盛」。
本店は行列ができることもある人気店らしいのですが、トキハ別府店の中にも店舗があると知り、そちらへ向かいました。
デパートの中なら、一人でも入りやすそうです。
お店に着いてみると、店内にいたのは家族連れが一組だけ。
並ぶこともなく、すぐに入店できました。
そして、冷麺だけで終わらないのが女のん兵衛探訪記。
もちろん、ハイボールも一緒に注文します。
韓国冷麺とは別物だった別府冷麺

運ばれてきた別府冷麺には、キムチ、肉、ゆで卵、ねぎ、たっぷりのごまが盛り付けられていました。
まず驚いたのが麺です。
これまで私が食べてきた韓国冷麺の、つるつるとして弾力の強い麺とはまったく違います。
メニューには、そばアレルギーについての注意書きもありました。
食べてみると、確かにそばに近い風味があります。
そばと冷麺の中間のような麺で、そばの風味を感じながらも、冷麺らしい独特の歯応えも残っています。
この少し硬めの食感がとてもおいしい。
スープも、たださっぱりしているだけではありません。
しっかりとした塩気がありながら、だしの旨味が深く、後を引く味です。
キムチの辛味や酸味、ごまの香ばしさも加わって、食べるたびに味が変わります。
冷たく締められた麺とスープが、たくさん食べ歩いた後のお腹にも心地よく、気がつけば一杯ペロリと食べていました。
お腹いっぱいでも完食したくなるおいしさ
私はこれまで、韓国でも有名な冷麺店へ行ったことがあります。
それでも正直、冷麺を食べて「これはまた絶対に食べたい」と思ったことは、あまりありませんでした。
冷麺はどこで食べても、それほど大きく味が変わらないと思っていたのです。
でも、別府冷麺は違いました。
麺もスープも、私が想像していた冷麺とは別物。
「別府で韓国冷麺が流行っているだけ」と思っていた自分に教えてあげたい。
別府冷麺は、別府で独自に親しまれてきた、ひとつのご当地麺料理でした。
すでに別府駅市場で3軒回り、豚まんまで食べた後なのに、完食できたことが何よりの証拠です。
これは別府へ来たら、一度は食べるべきだと思います。
別府駅市場から別府冷麺まで、よく食べた一日
別府駅市場で昼飲みを楽しんだ後、地元のソウルフードである豚まんと、珍しい蒸しベーグルを購入。
最後は、トキハ別府店にある六盛で別府冷麺とハイボール。
さすがに食べ過ぎました。
豚まんは、地元の人に長く親しまれている昔ながらの味。
蒸しベーグルは、一般的なベーグルとは違う、やわらかくもちもちとした新食感でした。
そして今回、一番印象に残ったのは別府冷麺。
これまで冷麺にあまり興味がなかった私でも、「また食べたい」と思えるおいしさでした。
別府駅市場での昼飲みと一緒に、別府ならではの豚まんや冷麺も楽しんでみてください。
お腹には、少し余裕を残しておくことをおすすめします。