Dyson Zone
掃除機や空気清浄機で知られる家電メーカーのダイソンですが、この度、6年の開発期間を経て空気清浄ヘッドホン「Dyson Zone」を発表しました。
装着イメージ
ハウスダストや粒子状物質、有害なガスなどの空気中の汚染物質とノイズを除去する商品で、左右のイヤーカップに小型モーターとコンプレッサー、静電フィルターと活性炭フィルターの2層フィルターが内蔵されており、周囲の空気を吸い込みます。
イヤーカップ内でろ過されて浄化された空気は、マスクのように顔の前を覆う非接触型シールドを通り、鼻と口に排出されるという仕組み。空気浄化は低・中・高・自動の4モードで、自動モードは内部に搭載された加速度計によって低・中・高の3段階で浄化速度を切り替えます。
開発が始まったのは6年前ということで、新型コロナウィルスが流行する前から、大気汚染対策として開発が進められてきました。鼻と口を覆う部分に隙間がありますが、マスクとの併用も可能です。
3つのモードを準備
- ノイズキャンセリング機能が有効になる「アイソレーションモード」
- シールドを口元から外すことでノイズキャンセリングと空気清浄機能をオフにする「会話モード」
- サイレンやアナウンスなどの重要な音を増幅し、周囲の状況を認識できるようにする「トランスペアレンシーモード」
Dyson Zoneは、2022年秋から一部地域でのみ、同社の店舗やECサイトで販売を始める予定にしています。日本での展開有無や時期は未定とのことです。