佐賀県基山町のふるさと納税で、一時除外されていた同町出身の原泰久さんの人気漫画「キングダム」の単行本が返礼品に復活しました!
キングダムとは
「キングダム」は、佐賀県基山町出身の「原泰久」さんによるコミックで「週間ヤングジャンプ」(集英社)で連載。古代中国の春秋戦国時代末期を舞台に、後の始皇帝となる秦王政と、主人公・信の物語です。
2020年6月に累計6,600万部突破するほどの大変な人気で、アニメ化や映画化されています。
「キングダム」一時返礼品から除外
佐賀県基山町では、2015年から2019年5月末まで、単行本30冊セットなどを返礼品として扱っていましたが、総務省による「どこでも購入できる書籍は地場産品ではない」との指摘と、ふるさと納税制度の改正で「返礼品は寄付額の3割以下の地場産品」というルールの中での運用が難しくなり返礼品から「キングダムを」外しました。
「キングダム」特製木箱と組み合わせてふるさと納税に復活
基山町松田町長は、総務省などと協議を重ね、特製の木でできた本棚と組み合わせることで「地場産品」としてクリアしふるさと納税の返礼品に復活しました。
返礼品は障がい者就労支援施設で作られた木箱と、単行本を10冊をセットにしたもので、単行本10冊は連番であれば指定できます。
寄付額は57,000円。木箱は返礼品限定の非売品でキングダムのロゴが入っています。