【トラウマ級!】韓国最恐ホラー「コンジアム」観てみた※ネタバレ注意

普段ホラー映画ばかり観る私、中でも好きなのがPOV(カメラの視線と登場人物の視線を一致させるようなカメラワークで撮影された作品)映画や、ファウンド・フッテージ(「撮影者が行方不明になったなどの理由により埋もれていたが後に発見された映像」という設定のフィクション作品、フェイク・ドキュメンタリーの一種)というジャンルの映画でして、どちらも臨場感が半端なくて心臓をバックバクにしてくれるんです。

今回は、そんな手法を使ったホラー映画をご紹介します!

タイトルは『コンジアム』。2012年にCNNの「世界七大禁断の地」のひとつに選出された、実際に存在する“韓国最恐の心霊スポット”といわれる「コンジアム精神病院跡」を舞台にした、韓国ホラー歴代興収2位を記録した超体感型絶叫ホラーです。

あらすじ

YouTubeで恐怖動画を配信する人気チャンネル「ホラータイムズ」が一般からの参加者を募り、コンジアム精神病院への潜入を計画します。
主宰者ハジュンを隊長とする7人の男女は、いくつものカメラやドローン、電磁検出器といった機材を現地に持ち込み、深夜0時に検索を開始。
サイトへのアクセス数は順調に伸びていきますが、次第に想定を超えた怪奇現象が次々と起こり始めます。

軽いノリで始まった配信企画

2人の男子高校生がコンジアム精神病院跡で撮影したと思われるYouTube動画が流れるシーンから始まるのですが、なんとこのコンジアム精神病院跡は、興味本位で訪れた人たちが行方不明になったり、精神を病んでしまうなんて噂のあるヤバい場所。特に“402号室”は足を踏み入れるべからず!とされている危険な部屋らしい。
そんな場所で動画を回し、禁断の”402号室”の扉を開けようとした男子高校生2人組みは、案の定行方不明となってしまいました。

恐怖動画を配信する「ホラータイムズ」の主催者ハジュンは、このコンジアム精神病院跡への危険すぎる潜入を一般参加者を募って計画します。
集まったのは、ジヒョン、シャーロット、アヨン、ジェユン。
ハジュンと他の正規メンバーであるソンフン、スンウクを加えて7人で打ち合わせが始まります。
「この配信企画の再生数がうまく伸びれば大金が手に入る」とおいしい話をもちこむハジュン。そう、ハジュンの狙いは大金を稼ぐこと。
この話を聞いた他のみんなも大金のためにと、この企画にノリノリ。いや軽すぎるわ。

ここからのシーンは、道中に雑談したり、海で遊んだり、大学生たちの夏休みみたいな和気あいあいとした映像がだらだらと流れます。(正直ちょっと長い。)ですが、このあと恐怖のどん底に突き落とされるなんて誰も思ってないんだろうなってなんだかかわいそうになります笑

そうこうしているうちに、目的地へ到着。
人気のない森の中にあって見るからにヤバい雰囲気が漂っています。

森の中にテントを張って機材を設置。テントから指示を出すのはハジュン。それ以外の6人はカメラを付けてさあ、出発!

ヤラセのはずだったのに

2人1組になって各部屋をリポートしていくんですが、室内には古いカルテや患者たちとの集合写真が散乱していてすっごく不気味。

そんな場所で降霊術の儀式とかやっちゃうんですよ~。「ぜっったいダメでしょ・・・」とか思ってたら、ろうそくが消えて天井に張り巡らせていた鈴がシャンシャン鳴り出します。
「ぎゃーーーーー!!!!」って、みんな大パニックです!

ですが実はこれ、ハジュン、ソンフン、スンウクがグルになって仕掛けていたやつなんです。
そう、ヤラセだったんです!!最低すぎるわ。

でも配信のアクセス数は順調に伸びていきます。
調子に乗ってここからさらにノリ始める3人ですが、仕掛けたはずのない想定外の事が起き始めます。

ロッカーの中に手を入れたら誰かに引っ張られて引っかかれたり、風なんて吹いてないのにシャーロットのスカーフが舞い上がったり・・・。
さらには入り口に書かれていた”生きよう”の文字が”死のう”になってる!
これに気づいたすでにパニック状態のシャーロットは「もう嫌!」とジヒョンと出ていってしまいました。

ほんとにヤバいことが起き始めていると知ったソンフンとスンウクも、「もうやめたい」と言い出します。ですが、大金を狙うハジュンは「今辞めたら大金が手に入らないぞ!」と続けるように命令します。
おめ~テントの中で指示出すだけの楽な仕事しかしてないのに~。

2人は仕方なく続けますが、ポルターガイストに襲われて失神してしまいます。

そこでカットが切り替わり、逃げ出したジヒョンとシャーロットが映ります。
歩いても歩いてもなかなかテントに戻れません。それどころか、あれ、ここさっきも通ったとこじゃん!と同じところを巡ってしまっている状態に。
シャーロットは精神的にも身体的にも限界な様子。ジヒョンは突っ立ったままうつむいて急に黙り込みます。
「ジヒョン?」とシャーロットが声をかけても反応がありません。
え、シャーロットまじでどしたん・・・って思った瞬間これですよ。

 

 

 

 

 

こっっっっっわ!!!!!!!!!

目が真っ黒くろすけ!それに加えて「ピチャピチャピチャ」って奇妙な鳴き声みたいなのを発していて、
私、一瞬にして鳥肌がブワッってなりました。黒目はダメよ・・・。

シャーロットは一目散に逃げ出します。そしてついにテントを発見!駆け込んで中に入ったと思ったら、そこはテントではなくまさかの病院の中でした。
もう逃げられません。
裸で内蔵が飛び出た男と目が真っ黒になっちゃったジヒョンに襲われ、叫びながらどこかに連れ去られてしまいました。

402号室の呪い

一方、アヨンとジェユンはあの402号室へと到着。扉をこじ開けようとしていたところに意識を取り戻したソンフンが駆けつけ「ここはマジでヤバイから逃げよう」と2人を説得します。
そこでもハジュンは「あともうちょっとで100万ビューになる!続けるんだ!」と潜入を続行するように命令します。

するとドアの向こうからシャーロットの叫び声が聞こえます。声は遠くなっていき、扉が開きます。

中へ入る3人。
そこはどの部屋よりも恐ろしい場所でした。
カメラで見ると小さな女の子がいたり、大勢の亡者がいたり。
そしてアヨン、ジェユン、ソンフンの3人もジヒョンのように目が真っ黒になり、カメラには何も映らなくなってしまいました。

これで6人とも全滅です。

ハジュンは「もういい!自分で撮ってやる!」と、カメラとドローンを持ってテントを飛び出します。
あんだけヤバいことが続いているのに配信止めないんですね。

そして402号室へ到着。部屋の中には誰もいないし何もありません。
ですが、カメラ越しに部屋を見ると・・・口から血を流した女登場!
ハジュンはその女に首を捕まれ宙吊りになってしまいました。バタバタしていた足も次第にだらーんとなり、ついに全員全滅となってしまいました。

その頃、テントに残されたハジュンのパソコンには、視聴者の「なにも映らないじゃないか」「ヤラセだから逃げたんじゃない?」などのコメントが。

そう、ずっと配信なんてされていなかったのです。
うそでしょ~~~。オチが一番怖かった。

最後に

正直なところ、観る前は韓国ホラーってどうなん?と期待値低めで観始めたのですが、黒目になるシーンは鳥肌モノで本当にトラウマになるレベルだし、無駄なBGMがなくてずっとハラハラドキドキするし、すごく怖がらせてもらいました!まさにこういうのが観たかった!!

韓国ホラーも悪くないですね!皆さんも是非観てみてください!
※観る前はトイレを済ませておいたほうがいいかも☆

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