8月10日は「山の日」
山好きの皆さん、夏山シーズン真っ只中ですね。
今日もどこかの山中で、登山を満喫していらっしゃる方もいるのでしょうね。
最近の登山道は登山者の人口増加も有り、登山道がよく整備され、道標なんかもきちんとされているところがほとんどですが、ちょっとマニアックな山や人気のない山を目指すとなると、道迷いなどが心配になりますよね。
そんなところで遭難したら・・・
今どきのスマホだとGPSの機能があるから大丈夫!と思っていても怪我をしてしまって動けなくなったら意味ありません。
そんなところに限って圏外だったりして。恐怖でしかない!!
KDDIと富士通が災害対応向け「ヘリコプター基地局」を活用した通信手段確保の実証実験に成功
簡単言うとヘリコプターに基地局の設備を搭載し、空から電波を発射する実証実験
携帯電話がつながらない地域に基地局の設備を搭載したヘリコプターで空から近づき、遭難者の携帯電話を使えるようにするというものです。
ヘリに搭載する基地局は非常にコンパクトでバッグの中には無線機とバッテリー、PCが入っています、他に緯度経度情報と加速度センサーで現在位置・ヘリコプターの向きを特定するための携帯電話、アンテナ。バッグとこれらをつないでいる「ジンバル」により、ヘリコプターの機体が上空でどんな姿勢をとっても、アンテナの地上への角度を一定に保つようになっています。
総重量はわずか7kg。
赤い点は捕捉した携帯電話の位置を表している。上空から電波を送って携帯電話がつながるようにするだけではなく、電波を発信している範囲内に電源が入った携帯電話があれば、その台数や位置まで特定できます。
また、通信エリアに地上からの捜索隊と遭難者が入ると相互の通信が確保されることになり、より詳細な情報がもたらされ、空と地上の連携によって、捜索から救助までの一連の行動が迅速に展開されることになります。
このような試みは、2011年の東日本大震災を機に検討されるようになりました。
実際の運用での効果が期待されます。
最低でも入山届は出しましょうね。