【SDGs】廃棄予定のタバコ自動販売機で日本茶を販売。

健康増進法の一部を改正する法律

2018年７月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、2020年４月１日より全面施行された健康増進法。
本法律により、事業者だけではなく国民の皆様においても、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わりました。

タバコ自販機の減少

近年、喫煙者の減少にともない、全国に設置されているタバコの自動販売機も減少しています。
2019年には約2万台のタバコの自販機が廃棄されているそうです。

「LOSS TO VALUE」プロジェクト

西武ホールディングスは廃棄されるタバコの自販機を再利用しようと、タバコを模した箱に狭山茶の粉末スティックが入った「Chabacco(チャバコ)」の販売を、9月1日に開始するそうです。

すでに、「LOSS TO VALUE」プロジェクト（「ロス」だと思われていたものを、価値に変える）を推進している西武は、2020年12月より西武グループの伊豆箱根鉄道 駿豆線の三島駅・伊豆長岡駅・修善寺駅の3駅で「Chabacco」販売を開始しており、洒落の効いたお土産として、また非対面の購買スタイルについて好評を得て、累計で4,000個を販売したそうです。

「狭山茶」

利用者の高反響を得た西武グループは日本三大銘茶の一つとして知られる“狭山茶”の生産地である埼玉県西部を事業エリアとする西武鉄道の駅構内にて、タバコを模した箱に新井園本店の狭山茶を使用した粉末茶の販売を自販機を再利用して販売するとのことです。

所沢駅

通常パッケージ 西武鉄道 40000 系

image:©SEIBU HOLDINGS INC.

特別パッケージ 西武鉄道 10000 系

image:©SEIBU HOLDINGS INC.

本川越駅

通常パッケージ 西武鉄道 2000 系

image:©SEIBU HOLDINGS INC.

特別パッケージ 西武鉄道 10000 系

image:©SEIBU HOLDINGS INC.

販売開始記念イベントが開催されます。

鉄道ファンはもちろん、お土産にもいいと思います。見かけたら買ってみてください。