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カナダ発、迷惑な緊急通報がひどすぎた。

急病や思わぬ事故などでお世話になる緊急通報。緊急性を要しない通報が日本でも問題になっていますが、カナダでも同じようなことが日常的に起こっているようです。

カナダにある緊急通報サービスE-Commでは、2023年に最も不可解な911迷惑通報のリストを最近発表しています。

迷惑リスト

Top 10 nuisance calls of 2023 (2023年の迷惑電話トップ10)

  1. To ask for directions home from the Drake concert(ドレイク(カナダ出身の男性ラッパー)のコンサートの帰りに道に迷った)
  2. The traffic light was taking too long to turn green(赤信号が長すぎる)
  3. They lost a nose ring down the shower drain(鼻ピアスがシャワーの排水溝に落ちた)
  4. Their AirBnB host cancelled their reservation(Airbnbで予約した部屋がキャンセルされた)
  5. Their UberEats order was taking too long(ウーバーイーツで頼んだ商品の配達が遅い)
  6. A burger joint wouldn’t let them in before opening(ハンバーガーショップが開いていなかった)
  7. They couldn’t find their cell phone(携帯電話を紛失したから探してくれ)
  8. To complain about a pothole(道路に穴があいていてデコボコしている)
  9. Their McDonalds order was taking too long(マクドナルドで注文した商品がくるのが遅い
  10. The barber gave them a bad haircut(髪型を変にされた)

「表面的にはどんなに不合理な通報であっても、自信を持ってそうでないと判断できるまでは、すべての 911 通報を緊急事態として扱わなければなりません」と、E-Comm で警察の通報を受けるアライナ ミリセビッチさんは説明しています。「AirBnBの予約に関する質問やUberEatsの注文に関する苦情への対応に私たちが費やしている毎秒は、命を脅かす緊急事態に陥った誰かを助けるために費やせる時間です。911 での消費者の苦情については対応できませんが、適切なカスタマー サービス エージェントに連絡するか、Better Business Bureau に報告書を提出することで、問題の解決に役立つ可能性があります。」と優しく理解を求めていました。

因みに2022年のランキング

いくつもの事例は緊急通報に値するものでもありませんし、相談する相手を間違えているのはたしかですが、違うとは分かっているものの、どこに相談しらいいのか分からなくてかけているケースも有るようです。

救急

日本では、悩んだときは♯7119に電話をかけてください。 子供の急な病気に関する相談や受診の必要性を確認するためには、♯8000に相談するとよいでしょう。 電話が繋がらないときや明らかに体調が悪い場合は、ご自身の判断で119へ電話をかけましょう。

※注意

警察

犯罪や事故に当たるのか分からないけれど、ストーカーやDV・悪質商法など警察に相談したいことがあるときには、警察相談専用電話「#9110」番をご利用ください。全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります

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