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【このままじゃ、政治に殺される。】宝島社の企業広告が話題に

ファッション雑誌などを手掛ける大手出版社・宝島社が、5月11日(火)に朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の朝刊3紙(全国版)に同時掲載した企業広告が話題となっています。

宝島社の企業広告とは

宝島社では、1998年より“企業として社会に伝えたいメッセージ”として企業広告に取り組んでいて、これまでに数々の賞を獲得してきました。
テーマや手法は様々ですが、個人的に一番印象深いのがこちらです↓

宝島社

2018年9月に亡くなった女優・樹木希林さんは、女優として、また私生活では内田裕也さんの妻として波乱万丈の人生を送り、さらに生前から全身がんを公表していて、独特の死生観をお持ちでした。

この広告は2016年1月に発表されたもので、ジョン・エヴァレット・ミレイの名作「オフィーリア」をモチーフにしたもの。「死というのは悪いことではない。それは当たり前にやってくるもので、自分が生きたいように死んでいきたい。最後は、もろとも宇宙の塵になりて。そんな気持ちでいるんです。」という言葉を残している希林さん。そんな希林さんの最期はご自宅で家族に看取られたそうです。

 

「このままじゃ、政治に殺される。」

そして今回の広告がこちら。

宝島社

「このままじゃ、政治に殺される。」コロナ禍での政治への不満を爆発させた、なんとも直球な言葉です。

SNSでもこの広告について話題となっていて、「コロナウイルスが日の丸に見える」や「少女たちが持っているのはタケヤリではなく、ナギナタだ」という鋭い意見まで賛否両論のようです。

この広告、あなたはどうご覧になりますか?

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