【自転車】簡単に大容量の荷台が出現。カーゴバイクにトランスフォームする自転車

世界的な自転車ブームで主にロードバイクが売上を伸ばしていますが、都市部では普段の足として自転車を利用してる方も多いと思います。

一人で荷物もなければ快適なライドが楽しめる自転車も、買い物なんかしたら、積載量が少ない自転車は何かと苦労も多いはず。

特に小さい子供連れのお母さんは、子供を乗せて買い物した荷物を乗せてと前も後ろもパンパン状態です。

前にはカゴ、後ろにもカゴ、ハンドルとサドルの間にチャイルドシート。。。とても自転車を楽しむことなんてできませんね。

そんな自転車シーンに新しい提案。

普段はロードバイク、荷物や子供がいるときは荷台を出現させてカーゴバイクに変身する2in1自転車の登場です。

操作も非常に簡単でリアタイヤを後ろにスライドするだけで2台が登場。泥除けもワンタッチで回転するだけ。

利用シーンの動画

チェーンが二重構造になっているんですね!

この自転車を開発したのは、ドイツの「コンバーサイクル」。2017年にアイデアが生まれ、2018年の11月にはクラウドファンディングを開始。大きな話題を集め、さらに1年後にConvercycle BikesGmbHが設立されたのこと。

Convercycle」のWebサイト
https://www.convercycle.com/

コンバーサイクルによると、

コンバーサイクルバイクの後輪は、工具を使わずに1回の簡単な動きで折りたたむことができます。これにより 、サドルの後ろに荷物などの荷物用の積載エリアが作成されます(許容総重量180kg)。
Convercycle Bikeは、短くて機動性のあるシティバイクの利点と、カーゴバイクの輸送の可能性を兼ね備えています。Convercycle Bikeは、現代の日常生活に完全に適合し、都市生活にまったく新しい柔軟性を提供するユニークな輸送手段です。

とのこと。

積載量と価格

180kgはすごい!
そしてこの自転車すでに販売されています。

気になるお値段は、日本円で約33万円と普段の足としてはお高め。
体力に自信のない方向けに、電動アシストバージョンもありますよ。ちょっと高級なロードバイクと考えれば普通にありえる価格帯です。

動画を見る限りでは、普段の足として苦労して自転車を使っている人にとってその価値が十分にありそうですが・・・

日本で乗れるの?

日本の法律では、自転車は幅60cm以内、長さ190cm以内と定められています。普通の自転車は大体170cm以内ですので、どう考えても広げた時に190cmを超えてしまいます。

そうなると普通自転車としては認められないため、リアカー付きの自転車というカテゴリになるのかもしれませんが、このあたりは都道府県によっても制限が異なるようで、東京都の場合は積載量が120kg以内であればOKのようです。しかし牽引しているわけでもないですし・・ちょっと法律が古すぎてグレーな状況なんですね。

畳んだ大丈夫だと何も問題ないと思うんですが・・・

国内でもずいぶん自転車が活用されるシーンが増えています。今後その辺りが緩和されていくと良いですね!

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