アサヒビール株式会社は、主力ブランド『アサヒスーパードライ』を1987年の発売以来36年目で初めてフルリニューアルすると発表しました。
中味・パッケージ・コミュニケーションを同時に刷新し、2月中旬以降製造分から順次切り替えるということですが、正直ぱっと見どこが変わったのか分からなかったので、見比べてみました。
表面の比較
比較するのに同じ画像を見つけきれず少し分かりにくいですが、上が今回新しく発表されたデザインで、下がこれまでのものです。見比べてみると、結構シンプルになってますね!赤文字「SUPER DRY」の上にある麦のイラストや表記がごっそりなくなってますし、「SUPER DRY」の文字の大きさも以前よりも大きくなっている(ように感じる)し、枠も二重から線が一本になってるし、結構変わってました。
生ジョッキ缶もリニューアル
昨年話題となった『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』も「スーパードライ」のフルリニューアルと連動しデザインが変わります。上が新しいデザイン、下がこれまでのもの。基本的な配置は変わらずですが、削りに削ってシンプルになった感じですね。
ぱっと見分からないとか言いましたが、リリースによると『「スーパードライ」の特長である“辛口”や“シルバーパッケージ”といった価値をさらに磨き上げました。』ということで、こうやって見比べると、担当した人たちはどんな思いで変更したんだろうとか、他にどんな案があったのかなと想像してしまいます。
また、発売以来初めて味も進化するということで、“キレのよさ”は維持しながら“飲みごたえ”を向上させたそうです。発売が楽しみですね。
おまけ【Superdry.極度乾燥(しなさい)】
個人的に「スーパードライ」で思い出すのが、海外で人気のブランド【Superdry.極度乾燥(しなさい)】です。
こちら2004年創立のイギリスの高級アパレルブランドで、日本のビール「アサヒスーパードライ」のロゴのかっこよさにインスパイアされ誕生したそうで、日本では商標登録の関係で発売できない、海外で人気のブランドです。
数年前に香港に行ったときに驚愕した繁華街の看板がこちら↓
無印良品・ユニクロ・GUと肩を並べ、まるで日本のブランドのごとく取り扱われている【Superdry.極度乾燥(しなさい)】。ギャグなのか?アサヒスーパードライなめとんのか?と突っ込みたくなりますが、なかなかどうして海外では大人気だそうで、そう聞くと欲しくなりませんか?