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【ネタバレ】最高の裏切りと見事な伏線回収!ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」にどハマり中

最近のドラマで久しぶりにどハマりしているのが、10月16日からスタートした日テレ系日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」。もともと、主演の清原果耶さんが好きだったのと、怖がりのくせに心霊物が好きで、第1話からリアルタイムで観てました。

昨日11月13日までに第5話が放送され、第1話から3話までは個々の殺人事件が主人公の霊媒師・城塚翡翠(じょうづかひすい)の活躍で解決、また同時進行で“透明な悪魔”が引き起こす連続殺人の犯人も追うという展開でした。またエンディングで流れる福山雅治さん書き下ろしの主題歌「妖(あやかし)」もドキッとするようなイントロで、まるで「世にも奇妙な物語」のあのテーマ曲を彷彿とさせるような恐怖感満載の曲です。個人的には、主人公の城塚翡翠のファッションや住まいのインテリアなどがツボで、それも楽しみでした。

ドラマで登場する主人公が住むペントハウスのセット/株式会社LIXIL

迎えた第5話は、先週の第4話の放送で「最終話」と予告されていました。普通、地上波のドラマは1クール10話ぐらいが普通で、第5話で最終話はあまりにも早すぎる、これは何かの仕掛けなのか?とネットでも話題となっていました。放送された第5話は、いうなればシーズン1の最終話で、同時進行の殺人事件の犯人“透明な悪魔”は、事件をバディとして一緒に解決してきた瀬戸康史さん演じる推理作家の香月史郎だったのです!“透明な悪魔”事件は解決し、城塚翡翠も本物の霊媒師ではなく、鋭すぎる洞察力で事件現場の状況を瞬時に判断し犯人を導き出していたというから、もう脱帽です。

来週からは新シーズンとしてまた新たな視点から見た『invert 城塚翡翠 倒叙集』が放送されます。倒叙(とうじょ)?聞きなれない言葉にすぐに調べてみると、犯人側の視点で記述された推理小説の形式のことで、ドラマで言うと「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」など、初めから犯人が分かっていてそこから展開するドラマです。

第5話が「最終回」なら本当にドラマが終わる所ですが、「最終話」というワードにまんまと乗せられ、最高の裏切りでしかない「最終話」でした。また、クールの途中から同一主人公による新ドラマがスタートするのはドラマ史上初ということで、昨日新たなビジュアルも公開され、来週からの放送に期待が高まります!

また、このドラマは相沢沙呼さんの著書『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が原作で、2020年国内編の「このミステリーがすごい!」第1位を獲得し、更にこの年の主要ミステリーランキングなどにおいて5冠を達成したベストセラー小説で、これまでに3冊のシリーズが出版されています。

株式会社講談社

すっかりこのドラマにハマってしまったので、3冊買って先に読んでこれからのドラマを楽しもうか迷っているところです。

 

 

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