もうすぐバレンタイン。日本では1960年代頃から『女性が男性にチョコレートを贈り愛を告白する日』となり、50年以上に渡り日本独自の文化として定着しています。きっかけは、2月に売上が落ち込む菓子店主がヨーロッパのバレンタインの習慣をチョコレートに置き換えて企画したなど諸説ありますが、老いも若きも様々な感情を抱いているのではないでしょうか。
アラフォー世代の私にとっては、若い頃には無かった友人と贈り合う「友チョコ」や、男性から女性に贈る「逆チョコ」、自分へのご褒美「マイチョコ」など、時代と共に進化している印象で正直ついていけない部分もあります。
そこで、様々な企業などが行ったアンケートで、最近のバレンタインの傾向を調べてみました。
小中学生のバレンタイン
ニフティ株式会社が行った調査では、75%の小中学生がバレンタインにチョコやお菓子をあげると回答がありました。
また「あげる人」についてはこのような結果に
やはり「友チョコ」が主流の様で、おうちの人や異性でも友達に贈るなど、優しさに溢れる結果で少し安心しました。でも家庭では、娘を持つお父さんたちは貰えるのかきっとドキドキしているでしょうね。
しかし、「推し・有名人」というのがなんとも今どきですね。きっと2次元の推しなどに贈るのでしょうが、どうやって…。
Z世代のバレンタイン
株式会社超十代と株式会社オノフが実施した13歳から24歳のZ世代に行ったアンケートでは、バレンタインのイメージは恋愛要素の方が強くなっているようです。
「バレンタインのイメージ」について尋ねた結果がこちら↓
半数以上が「好意を寄せる相手にチョコを渡す日」とイメージしているということで、更に細かく23歳以上では70.9%がこの回答だったそうです。更に「友達同士でチョコを交換する日」が最も高かったのは13〜15才の60.0%という結果になり、年齢が下がるにつれて「友達同士でチョコを交換する日」というイメージを持っていることが分かります。
義理チョコについて
株式会社secret placeのアンケート調査では、義理チョコについて面白い結果が得られました。男女18歳から85歳まで1347名の集計になります。
まず、義理チョコを貰って嬉しいですか?の質問に対しては・・・
やはり義理と言えども、何か貰うというのは素直に嬉しいようですね。
逆に、女性に今年義理チョコを渡す予定があるか聞いた結果がこちら↓
女性は義理チョコを渡さない人が多いですね。
ということは、男性側は義理チョコでも嬉しいのに、贈る女性は義理チョコはあまり贈らないという、男女で本音の差があることが分かりました。
女性同士の争いエピソード
株式会社ウェブギフトが「バレンタインにライバルと争ったことのある女性」を対象にリアルな経験談を募集したところ、様々なバトルが寄せられました。
◆中学生の時に親友と好きな人が被ってどちらも引かず彼を巡って争うことになった。(20代女性)
親友と好きな人が被る、甘い青春の思い出かもしれませんが、どっちに軍配が上がったのか気になります。
◆学生の頃に一番人気だった彼を5人くらいで争ってました。バレンタインには定番のチョコではなく、彼が好きだったプリングルスを5パックセットでプレゼントしましたが撃沈しました。(40代女性)
渾身の変化球がスベった痛い思い出ですね。でも個人的には好きです。
◆バレンタインに彼氏宅にいくとチョコを持ったほかの女と鉢合わせ。そこで言い争いになりました。(50代女性)
その女性は、彼女がいることを知っていたのか知らなかったのか・・・。その場の彼氏の対応次第では、浮気がバレるパターンか、彼女を大事にするいい彼氏となるのか、続きが気になります!