本日10月8日は、語呂合わせで「と(10)わ(8)」ということで、永遠(とわ)に美しく花を楽しむ意味でプリザーブドフラワーの日です。
プリザーブドフラワーって?
フランスのヴェルモント社が、ベルギーのブリュッセル大学とドイツのベルリン大学との10年間にわたる共同研究の末1987年に発表した加工花のこと。「プリザーブド」とは英語のpreservedのことで、「保存された」という意味があります。生花のうちに、脱水・脱色・染色・保存液に漬けることで、保存状態が良ければ10年ほど花の美しさが楽しめます。アレンジのプリザーブドフラワーが主流で、ネット販売などでも人気です。
どんな花が楽しめる?
プリザーブドフラワーは高度な技術が必要とされるため、現在は限られた種類の花しか加工できませんが、最も多く生産されているのはバラとカーネーション。他にも、アジサイやラン・葉物もあるそうで、開発したヴェルモント社の人気№1はバラで、色も30色以上あり生産量もトップということです。
高価だがこんなメリットが
特殊な技術が必要なため、少し値段も高いですが、プリザーブドフラワーならではのメリットもあります。先述したように、長く花を楽しめること。日本ではウェディングブーケをプリザーブドフラワーにしたりが多いようですが、幸せな記念日の思い出が色あせることなく楽しめるのは嬉しいですね。また花粉がないので、アレルギーの方や病院でのお見舞いなどにも喜ばれるそうです。