過去、意図的にダメージを与えた加工ジーンズが流行したのは、ヴィンテージブームが訪れた1990年代でした。
アタリやヒゲ、ホツレといったはき古した風合いの”ダメージジーンズ“が好まれた時代です。 2000年代に入り、原点回帰から生デニムなど加工が少ないジーンズが復興しますが、いまでもヴィンテージファッションは普遍的なジャンルですし、様々なタイプのダメージジーンズを見かけます。大手ブランドのユニクロや、老舗のリーバイスなどでももちろん販売されています。
身近になったダメージジーンズですが、どのように作られているか皆さんご存知ですか?
1990年代のブーム当初は、新品で販売されておらず、ヴィンテージ感を出すために、ユーザー個人が穿いて風呂に浸かりタワシで擦ったり、わざと破くなどしていたそうです。
現在の制作現場では、もっと簡単に加工する技術があるのだろうと思いますが、現実は想像以上に大変そうでした。
これは・・・
なにやら、コンプレッサーに繋がれた電動工具を使っているようですが、あたりはデニムからでた糸くずだらけ!マスクは必須、ゴーグルもないと作業は不可能なように見えます・・・
動画はこちら
なるほど、こうやって加工しているんですね。これは確かに早い・・・
しかし糸くずの量が半端ない・・・見ているだけで目が痒くなりそうです。
大きな換気扇で糸くずを吸い取っているようですが、職人さんはゴーグルやマスクで防護していないと、病気になっちゃいそうです。
この糸くず、帰るときはどうやってキレイに取るんでしょう?