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「ドア開閉」による事故を減らす「ダッチリーチ」とは?

道路脇などに駐車してドアを開けるときに後方を確認して開けることは、ドライバーならば当然のことですが、交通事故総合分析センターによると、2020年に「ドア開閉」による事故は全国で963件発生しているそうです。

そんなドアの開閉による事故を激減させる方法がオランダで考案された「ダッチリーチ」という車のドアの開け方です。

ダッチリーチ

ほとんどの人は、ドアに近い方の手でノブを引いて開けようとします。そして首と体を捻って後方を確認するのですが、この動作を怠ってしまい、そのまま開けてしまうと後方から来た自転車やバイクがドアに衝突してしまうことになります。

ダッチリーチはドアから遠い方の手でドアノブを握ることで、必然的に体を捻り後方を確認させることができます。

動画のほうが分かりやすいので御覧ください。

How the Dutch Reach Saves Lives | Outside

実に簡単な方法で事故を防ぐことができます。教習所でも教えてもいいレベルですね。

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