食品を購入した際に付けてもらうことが多い保冷剤。
冷凍庫に溜め込んでいるご家庭も少なくないと思います。
そんな、溜め込んでしまった保冷剤が災害時に役立つと「警視庁警備部災害対策課」が発信したとあるツイートが話題になっています。
最近の暑さで職場の椅子に保冷剤を置いて仕事をしています。ふと他の使い道がないかと調べてみると、災害時にも便利なことが判明!停電時の冷蔵庫代わりにはもちろん、含有する吸水性ポリマーを取り出せば、簡易トイレの凝固剤にもなるようです。お店でもらったら一度試してみてください。ビックリ‼😳 pic.twitter.com/WctJLSDorQ
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 9, 2023
現在の保冷剤はおむつにも使用されている、吸収した水を蓄える「吸水性ポリマー」と水が入ったジェル状のもので、これに一工夫することでなんと災害時の「簡易トイレの凝固剤」になるそうです。
作り方
保冷剤の中身をキッチンペーパーやコーヒーフィルターなど厚手の紙に取り出し、塩をかけます。
かき混ぜていくと水っぽくなり、ろ過され吸水性ポリマーだけが残ります。その残った吸水性ポリマーをペーパーの上で1日乾かして完成!
このように「吸水性ポリマー」を取り出し乾燥させることで、「簡易トイレの凝固剤」として活用することができるんですね。
ちなみに吸水性ポリマーは吸水性が高く、排水溝に流すと詰まりの原因になるとのこと。また、誤飲などにも十分に注意しなければなりません。
「簡易トイレの凝固剤」だけでなく、「停電時の冷蔵庫」代わりとしても役立つこと間違いなしな保冷剤、ただ捨てるのではなくこうやって活用するのもいいですね。