明日9月1日は、多くの学校で始業式を迎え2学期が始まります。それは夏休みが終わることを意味し、学校に行くことに不安を抱えている人にとっては、きっと重要な答えを出すタイムリミットに迫られているような(例えば学校を休もうかどうか、家族や誰かに悩みを相談しようか)焦りを感じている人もいるかと思います。
そんな始業式を前に、学生時代に自らも不登校の経験をもつタレントの中川翔子さんとNPO不登校新聞が連携し、TikTok(ティックトック)で『中川翔子さんとNPO不登校新聞 8.31ライブ~今ここから、生き続けるキミへ~』と題したLIVEが今夜開催されます。
■開催概要
テーマ:「今ここから、生き続けるキミへ」
日時:2023年8月31日(木)20時〜21時
内容:夏休み明け前後の不安や悩みが大きくなる時期です。みなさんの悩みを聞きながら、一緒に考えていきます。
配信TikTokアカウント
中川翔子さん:https://www.tiktok.com/@nakagawashoko
不登校新聞:https://www.tiktok.com/@futokoshinbun
またニュースアプリ「スマートニュース」では、8月28日から「SmartNews」内の「国内ニュース」チャンネルに、特集ブロック『夏休みが明ける 〜見逃さないで、子どものSOS〜』を設置しています。
こちらでは、テレビ、全国紙、通信社、地方紙などが報じる、不登校、いじめ、貧困など、子どもを取り巻く社会課題や、その解決を目指すNPOや行政の取り組みを伝える記事が集約され、更に、周りの大人が生きづらさを抱える子どもに寄り添うことの手助けとなるよう、公的機関やNPOなどの電話・SNS相談窓口を集約した厚生労働省のウェブページ「まもろうよ こころ」のリンクを常置し、必要な情報へ素早くアクセスできるようになっています。
令和4年に文部科学省が発表した「児童生徒の自殺対策について」によると、18歳以下の自殺は、長期休業明けの時期に増加する傾向があることが明らかになっています。
悩んでいる人たちは、同じ悩みを持った人が全国にたくさんいること、決して一人ではないこと、そして誰かにSOSを伝える勇気を持ってください。
そして私たち大人は、些細な変化を見逃すことなく、空振りでもいいので少しでも違和感を感じたら言葉をかけてみてください。