本日11月16日は、2023年のフランスの新酒「Beaujolais nouveau(ボージョレ・ヌーボー)」の解禁日です。日付変更線の関係で世界中で一番早く解禁されるのが日本ということで、ひと昔前は毎年11月の第3木曜日の日付が変わった瞬間にボトルを開けワインを楽しむというカウントダウンさながらのイベントも開催されていました。ここ最近はコロナ禍もあり、そのような派手なイベントはなくなり、ひっそりと解禁日を迎えている感じです。

そんな中でも、ネットニュースや広告には「ボージョレ・ヌーボー」という文字をよく見かけます。ここで不思議に思ったのが、表記が「ボージョレかボジョレー」に大きく分かれるということです。

更に細かく分けると「ヌーボーかヌーヴォかヌーヴォー」にも分かれます。

少し調べてみましたが、2023年の大手酒造メーカーでは、以下の通りでした。
■サッポロ 「ボージョレ・ヌーボー」
■アサヒビール 「ボージョレ・ヌーヴォとボジョレー・ヌーヴォー」
■キリン 「ボージョレ・ヌーヴォー」
■サントリー 「ボジョレー ヌーヴォー 」(※asology調べ)

では、放送業界ではどうなのか?天下のNHKでは、「ボージョレ・ヌーボー」でした。(NHK日本語発音アクセント新辞典より)。全てのメディアを調べたわけではありませんが、「ボージョレかボジョレー」か、ボを伸ばすか伸ばさないかに大きく二分しているようです。

フランス語表記では「Beaujolais nouveau」です。ここで厄介なのがフランス語には16個もの母音があるということ。フランス人が発音するときは「Beaujolais」は「ボジョレ」となるそうですが、日本語は「あ・い・う・え・お」の5種類しかなく、さらに英語に見られる二重母音という発音の基本があるので、「Beaujolais」は英語発音だと「ボオゥジョレ」となり、日本人的には「オー」と伸ばして聞こえるので「ボージョレ」と表記するようになったとも言われています。

ここまで来ると、「ヌーボーかヌーヴォかヌーヴォー」問題も組み合わせると、もう頭がパニックです。しかし表記には決まりはないということで、結論どれも正しく、フランス人からするとどれも少し違う発音?になってるという所でしょうか。

せっかくの解禁日に水を差すような記事を書いてしまいましたが、「ボージョレ・ヌーボー」は軽快でフルーティーな味わいが特徴で、少し冷やして飲むとより美味しいということなので、今夜あたり食卓に登場させてみてはいかかでしょうか?そして、「ボージョレかボジョレー」の話題になった時に、この記事が参考になれば幸いです。

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