地上波初! 「AIデジタルヒューマン・アナウンサー」を初起用。

「AIデジタルヒューマン・アナウンサー」をTVh毎週土曜の情報番組「スイッチン!」にて起用

AIの技術が日進月歩で進んでいますが、ついにお天気おねーさんが地上波で登場する日が来ました。

採用を決めたのは北海道にある株式会社テレビ北海道(TVh)で、最先端のAI技術を駆使した「AIデジタルヒューマン(DH)」を、地上波テレビ放送におけるアナウンサーとして初めて起用するとのことです。

採用されたお天気お姉さん

デジタルアナウンサー「iina(いいな)」の画像

© NIUSIA Co.,Ltd.

デジタルアナウンサー「iina」プロフィール

誕生日:2089年10月1日
出身地:北海道札幌市
特技:多言語をかまずに話せる
趣味:ファッション
好物:64Kモニター
苦手:食リポ
悩み:待っててくれる人がいない

初出演の予定など

番組名:毎週土曜レギュラー放送「スイッチン!」
放送日時:2023年11月18日(土)午前11:00~午前11:30
内容:番組のお天気コーナーにてデジタルアナウンサー「iina(いいな)」が登場し、当日の最新の天気予報を読み上げる。人間を模したAIの課題「不気味の谷」を超えられるかを視聴者と一緒に考える。

不気味の谷現象とは

不気味の谷現象(ぶきみのたにげんしょう)とは、美学・芸術・心理学・生態学・ロボット工学その他多くの分野で主張される、美と心と創作に関わる心理現象である。外見的写実に主眼を置いて描写された人間の像(立体像、平面像、電影の像などで、動作も対象とする)を、実際の人間(ヒト)が目にするときに、写実の精度が高まっていく先のかなり高度なある一点において、好感とは逆の違和感・恐怖感・嫌悪感・薄気味悪さ (uncanny) といった負の要素が観察者の感情に強く唐突に現れるというもので、共感度の理論上の放物線が断崖のように急降下する一点を谷に喩えて不気味の谷 (uncanny valley) という。不気味の谷理論とも。元は、ロボットの人間に似せた造形に対する人間の感情的反応に関して提唱された。

Wikipediaより抜粋

今後、このような形でテレビ放送や動画配信で採用されることは間違いなく、ニュース番組など正確な情報が求められる業界でさらにAI化されていくのは分かりますが、どこまで受け入れられるかは未知数です。でも見てみたいです。

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