「ヤバT(ヤバティー )」こと男女3人組ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」のボーカル・ギターこやまたくやさんが、1月14日に自身のX(旧Twitter)に投稿し話題になっていた「ライブ中の痴漢被害」。
「痴漢をするな」、こんな当たり前の事を今更言わないといけないのが悔しい。先日のライブ中に痴漢被害に遭った方がいた。ライブを中断させたくなくて、その場で声をあげられなかったようで申し訳ない。…
— こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん) (@yabaT_koyacial) January 14, 2024
「もしそういう被害に遭ったら遠慮せずに声をあげてください。演奏を止めてもらってもMC中でも、僕らは全く問題ありません。周りの人や、スタッフに声をかけてください。」と、ファンに向けて呼びかけていました。
それに反応し、熱いメッセージをX(旧Twitter)を発信したのが、同じく男女3人組ロックバンド「打首獄門同好会」。
幸い、ウチで最近そういう話は聞きませんが。
ライブ中に痴漢にあったら
もうライブ止めちゃっても良いので
助けを求めてください。「ライブを止めてしまったら申し訳ない」とか、ひとっつも考えなくて良いです。…
— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) January 14, 2024
「曲が減ってしまったら申し訳ない」とか、考えなくて良いです。対処後に減らさずやります。
「テンション下がってしまったら申し訳ない」とか、考えなくて良いです。対処後にブチ上げます。
この言葉だけで、なんだか胸が熱くなります。(是非全文を読んでください!)
更に、ライブ中の痴漢被害に対しての具体的な対策として「スマホを上に掲げる」ことを呼びかけています。これは、「打首獄門同好会」のライブでは原則撮影禁止なので有効であるとしたうえで、「ライブ撮影用にハンディのカメラ2台と、ステージ中央で360度カメラってやつを常に回しています。この360度カメラってのが便利なもので、その気になれば「公演中、どの位置にどんな顔の人がいて、どのように移動してどの人と会話していたか」そのあたり大概は追えます。」とも書かれています。
これだけ詳しく対策を周知することは、犯罪の抑止力にもなりますし、ファンの方たちも安心してライブを楽しめますね。
この「スマホを上に掲げる」対策を更にもう一歩踏み込んだのが、最初にライブ中の痴漢被害を発信した「ヤバT」のこやまさんです。なんと、緊急事態だと一目でわかるように「SOS」と書かれた画像を作って、保存を呼び掛けたのです。
「何かあったらスマホを掲げる」というアイデア、賢い・・・。簡易的だけど画像を作ったので、お守り代わりに保存しておいて! https://t.co/Z3mgrP3qYx pic.twitter.com/cXYkbY7fP5
— こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん) (@yabaT_koyacial) January 14, 2024
これには
■スーパーバンドマン達の結束感最高です
■誰かを助けるのにもめちゃくちゃ使えると思うので保存しました!ありがとうございます!
■ライブハウス以外でも使える!
と、賞賛するコメントが続々と投稿されていました。
確かに、痴漢被害はライブハウス以外でも満員電車などで頻発しています。そんな時に、声は上げられなくても助けを求める手段として、不安な方は備えておくと良いですね。
私は多分、この先痴漢被害にあうことは無いと思うので、もしこの画面を見かけたらすぐに助けに行けるように、心の準備をしておこうと思います。