AI画像認識を活用して「きのこの山」と「たけのこの里」が写る写真から「きのこの山」だけを消すシステムが開発され話題となっています。
誤って写真に写ってしまったきのこの山を自動で抹消するシステムを開発しました. pic.twitter.com/wl8vYDhn8r
— こ。 (@ci18kawaguchi) January 7, 2024
システムの内容は、AI画像認識により、画像に映った「きのこの山」が自動検知され写真から消されるというもの。自動で認識された「きのこの山」はまるでそこになかったかのように抹消され「たけのこの里」だけが残されています。シンプルなのにクオリティーが高い!!
このユニークなシステムを開発したのは熊本の高専に通う「こ。」さん。
もともとは学校の課題で出た「画像に関するAIを使用してなにかシステムを作成する」というもののためにプログラムを作成したとのこと。
最初は「きのこの山」と「たけのこの里」を分類するだけのつもりでいたが、いっそ「きのこの山を消してしまったら面白いんじゃないか?」と思いシステムの開発に至ったそうです。
ちなみにシステムを開発するにあたって、物体検出に使用するモデルは自分で70枚程度の画像を撮影して用意したんだとか。ユニークな発想と努力が光る作品ですね!
「こ。」さんはたけのこの里派ということできのこの山を消したそうですが、プログラムを少し変えるだけでたけのこの里も消すことも可能なんだそうです。
コメント欄では「一流お菓子と映す価値なしお菓子は同じ画像に収まれるわけないよなぁ」「きのこの山派なのでたけのこの里を消してください」といった声が上がっており、何やら抗争が起きそうな感じでした。