2024年4月16日、ロボット企業「ボストン・ダイナミクス」が、二足歩行ロボット「Atlas」の開発事業から撤退することを発表しました。
Atlasが一般公開されたのは2013年7月。
ボストン・ダイナミクスは国防高等研究計画局(DARPA)と手を組み、災害対応への導入を目的として、開発を進めていました。過去にはジャンプやバック宙、いろんな意地悪(テストのため)にも耐える映像で楽しませてくれましたね。
撤退の理由については明らかにされていませんが、techcrunch.comのブライアン氏によると「移動におけるシステムの進歩の多くは依然として印象深いものですが、その油圧などの特定の側面は、現代のロボット工学の標準からすると時代遅れです。(Google訳)」と書かれています。
実験映像でもつまずいて足先から多量のオイルが流れ出している様子を見ることができます。
Farewell to HD Atlas
Atlasの引退(撤退)について開発を振り返る映像が公開されています。
なんだか、ちょっと切なくなってしまうのは私だけではないと思います。きっと復活の日が来ることでしょう。