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【高校のPTA総会に行ってきた】出欠確認・委任状提出・資料は全てアプリの令和スタイルと総会での謎の議長選出、そして増えるLINEグループについて

先日、息子の高校のPTA総会に行ってきました。生徒数は約1,200人の100年以上の歴史のある公立高校で、人口約75万人の地方都市の高校ですが、色々と令和スタイル溢れる総会だったのでご紹介します。

教育現場にもアプリが必須

息子の高校では、昨年度から保護者や生徒本人への連絡ツールとしてアプリが導入されました。日々の学校からのお知らせや、今回のPTA総会の出欠確認や委任状の提出はアプリを活用して行われ、時代を感じましたね。

また、総会前日には約20ページにわたる総会資料もアプリで事前に配信され、ペーパーレスに配慮した形に変化していました。当日の出席者は約400人だったので、資料を両面印刷しても一人10ページ、全部で4,000枚の紙やインク代、それを準備する時間が節約できたことは、とてもいいことだと思いました。

ただ、老眼が辛いお年頃なので、総会中はスマホの画面を見ないといけないのか・・・と心配していたら、ちゃんと会場の体育館にプロジェクターが用意されてたので安心しました。

また、総会終了後は学級懇談会だったのですが、その最中にアプリの通知があり「総会・会場での忘れ物」のお知らせがあってこの素早さはさすがだなと思いました。

総会での謎の議長選出

私にとってPTA総会は、コロナ禍で息子の中学校では一度も開催されず、今回久しぶりのPTA総会だったのですが、ずっとPTA総会で謎だったのが、冒頭に議長の選出をすることです。
流れとしては・・・
・総会の司会者が「どなたか議長に立候補する方はいらっしゃいませんか?」と尋ねる。
・シーンとした間が、5秒ぐらい続く
・続けて司会者が「では、どなたもいらっしゃいませんので事前にお願いしていた○○さんに議長をお願いたいと思いますが、賛成ならば拍手をお願いします。」と議長が決まる。

実は、息子が小学6年生の時、PTA総会の議長を頼まれやった経験があります。PTA会長さんから総会2週間ぐらい前に打診があり、不安だったのですが引き受けることに。当時は色んな資料や経験談をネットで漁り、何とか台本を作って臨んだのですが、学校側で台本を用意してくれるわけでもなく、かなり準備に時間もかかり、緊張もしました。そうでもしないと議長は到底務まらず、会場で尋ねてもまあまず手は挙がりませんよね。

なので正直、このくだり要る?と毎回思うのですが、なぜやるのかちょっと調べてみました。

PTAに関しては、会員(保護者や先生)から成り立つ組織なので、基本民主主義にのっとった運営となります。なので、総会も「立候補者を募った」「満場一致で議決された」という形や証拠が必要になるわけです。また会議の内容についても、私が経験してきた小・中学校の規模とは異なり、予算も年間2,000万円を越えるものとなっており、この内容ならば予定調和だとしても後から色々と問題が発生しないように議長選出は慎重にやるべきなんだとちょっと反省しました。


また、ちゃんと会則にも「総会の議長は会員の中より選出する」とあったので、主催者としては規則通りに進めているだけなんですね。

でもでも、あのシーンという間だったり、審議する内容によっていちいち担当者が登壇してお辞儀して喋ってまだ戻ってという、ちょっと時間がもったいないなという感覚は、やはり「お客様」気分で総会に出席しているからなんでしょうか?まあ、年に1回のことだし、これを準備する執行役員の方の大変さも想像できますので、ここで愚痴らせて頂きました。

PTA総会あるある「LINEの友だちやグループ増えがち」

この日は、総会前に授業参観があり、総会後には学級懇談会、学年役員会、個別の委員会と続きました。役員をしていない人にとっては午前中で終わりますが、私はクラス役員と広報委員をしていたので、朝から夕方まで1日を通しての行事となりました。

忙しい1日になると予想はしていましたが、色んな情報がてんこ盛りで、特に疲れたのがLINE交換でした。

この日、私が新たにLINEグループに加入したのが5つ。
①クラス役員のグループ(4人程度)
②学年委員長さんからの連絡グループ(クラス役員代表になったので、学年委員長さんからの諸連絡をクラス役員さんに下ろすためのグループで10人程度)
③広報委員グルーブその1(3学年全体なので40人程度)
④広報委員グループその2(2年生だけの人数なので10人程度)
⑤広報委員グループその3(広報誌の担当ページだけのメンバーで6人)


次々と増えていくLINEグループに、そこで繰り広げられるメッセージのやり取りで数が増していくLINE通知・・・。ちょっとしたパニック状態で、しかもグループ作り立てはアイコンなどが既存のイラストなので、アイコンで区別がしにくい!

そこで、少人数のクラス役員だけでもわかりやすいようにと、当日貰った資料に載っていた先生紹介の写真から、担任の先生のドアップの顔のアイコンにしてやりましたよ!他のメンバーのお母さん方にも好評だったので、アイコンに迷った時にはおススメです。


ということで、令和を感じた私の高校PTA総会をご紹介しましたが、後日談が・・・。今年の担任の先生は、なんと毎日学級通信を出してくださる熱心な先生で、普段のクラスの様子や提出物の案内、またユニークな独り言など、学級懇談会でも話題となっていました。ただ、なかなか親の元にプリントが届くまでライムラグがあり、もしアプリで配信可能ならばお願いしますとリクエストしてみました。

そしたら何と、次の学級通信から早速配信が始まりました!このスピードにはビックリしましたが、それも令和ならではなんでしょうか。決して若い先生ではなく(失礼極まりない言い方ですみません)、一見そういったICTには苦手意識のある年代の先生とお見受けしたので、とても嬉しい驚きでした!

先生、今日も学級通信楽しみにしてます!

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