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【Photoshop】画像に影を生成し合成する。

既存の画像に影をのせる

前回は瓶の下に影を入れていく作業をしましたが、今回は画像の上に影(観葉植物の影)をのせてみたいと思います。

今回、使用させていただく写真はこちらです。

利用させていただく素材は「PhotoAC」さんのページから拝借させていただきました。
https://www.photo-ac.com/profile/3595731

左側が明るくなっていますので、左側に観葉植物を置きたいと思っています。

「生成塗り潰し」植物の影を作る

1、早速、Photoshopを起動させます。

上の写真のサイズはW1920px、H1080pxでしたので、同じサイズのカンバスを準備しました。

2、影を生成する

今までは、影の素材を持ってきて、ボカシなどを駆使して合成を行って居たかもしれませんが、今回は今流行りの「生成塗りつぶし」で作りたいと思います。

背景の全体を選択画面にします。ショートカットは[Ctrl+A]です。
背景の周りに選択範囲を表す点線ができたかと思います。

選択範囲を作成したら、コンテキストタスクバーの「生成塗りつぶし」のボタンをクリックします。

生成に必要なプロンプトが表示されますので、必要な情報(単語)を入れていきます。
「植物の影 モノクロ 白背景」と入れてみて下さい。

最後に生成ボタンをクリックしましょう。
皆さんはどんな影が生成されたでしょうか?

一度の生成で3つの候補が現れます。気に入らないときはプロパティ画面に生成のボタンがありますので何度でも

レイヤーを重ねる

インテリアの写真にレイヤーを移動します。
あらかじめインテリアの写真を開いておき、生成されたレイヤーをマウスでドラッグするだけです。

次に、レイヤーを「乗算」、不透明度を下げてしまいます。今回は20%にしてみました。

合成完了

イイ感じに重ね合わせることができました。
大きさに問題がありますが良しとしましょう。気に入らなければ更に生成を試すだけですので、素材を探す時間をかけなくていいのが嬉しい限りです。

いろいろなコンテンツのイメージとして活用できそうです。

Adobeの「生成塗り潰し」(Generative Fill)

Adobeの「生成塗り潰し」(Generative Fill)は、Adobe Photoshopなどの画像編集ソフトウェアに搭載されている高度な塗り潰し機能です。この機能は、人工知能(AI)や機械学習技術を利用して、画像の特定の領域を自然に補完するものです。具体的には、以下のような特徴があります。

特徴と機能
コンテンツに応じた補完(Content-Aware Fill):

この機能は、画像内の選択された領域を周囲のコンテンツに基づいて自動的に補完します。例えば、画像からオブジェクトを削除した後、その領域を自然に見えるように塗り潰します。
生成AIを利用した塗り潰し:

より高度な「生成塗り潰し」機能では、AI技術を利用して、ユーザーが指示した内容に基づいて新しいコンテンツを生成します。例えば、画像の一部を選択して「青い空に変えて」と指示すると、その領域が自然な青い空に変わるように補完されます。
高精度のパッチ生成:

Photoshopの生成塗り潰しは、高精度なパッチ生成技術を使用して、画像の一部を選択した場合、その部分を自然に見えるように補完します。これにより、シームレスな修正や編集が可能になります。
手動調整のサポート:

ユーザーは生成された結果を手動で微調整することもできます。必要に応じて、生成されたコンテンツをさらに編集して、希望する外観を得ることができます。

これからもお世話になります。

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