日本は長く続く不況の真っ只中。トンネルの出口が見えない一般市民は、生活苦で常に安売りを求めています。
そんな中、アウトレットの流行が過ぎ去って、時代は「訳有り」へ。
こんなに”訳有り”商品が世の中にはあったのか?というほど訳有りだらけ。もはや訳有りじゃなくても訳有りとつけたほうが売れるという訳のわからない状況となっております。
ですが本来は、訳有りの”理由”が色々とあるわけです。
- 賞味期限間近
- 傷あり
- 不揃い
- 端材
- 規格外
などなど様々な理由がありますが、その理由のほうが話題になっている訳あり商品を発見しました。
それがこちら!
みたところ普通のアメリカバンザイなTシャツです。どこかにホツレや色落ち、作りの甘い部分があるのでしょうか?
と思ったんですが、理由はなんと「スペルミス」www
よくよく見ると、NEW YORK CIYTになっちゃってます。TとYが逆ですね・・・・
これは恥ずかしい・・・着るのももちろん恥ずかしいですが、これを売るのも恥ずかしいのでは・・・
しかしそれを堂々とスペルミスしてますとして売り出す潔さに、むしろ好印象を抱いてしまいます。
有名なデザインで、違和感のないスペルミスというなんとも絶妙なバランスが、このTシャツの魅力ですらある気がします。
ネットで話題になると「むしろ欲しい」という人も少なく有りませんでした。
こんな訳有りでも、意外に市場に受け入れられたりする。。。これが訳有り文化なんだなと感動しました。
普通なら捨ててゴミになっていたかもしれないものでも、どこかの誰かが必要とするかもしれません。
メーカーさんは失敗作を捨ててしまう前に、一度「訳有り文化」を信じてみましょう!
※このTシャツは2017年に販売されていたものです。