【7月26日は幽霊の日】アートブック「やがて、みんな幽霊」出版記念の『やがて、みんな幽霊展 ~怖くない幽霊屋敷~』が今日から開催

今日7月26日は、幽霊の日。1825年(文政8年)の7月26日に、鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』が江戸・中村座で初演されたことに由来しています。夏になると怪談で涼を求めるのも、これが由来となっている説もあります。

そんな幽霊の日に、文とアート出版から武藤雄一著のアートブック「やがて、みんな幽霊」が出版され、それを記念したリアル展示会『やがて、みんな幽霊展』も今日から開催されています。

アートブック「やがて、みんな幽霊」

アートブック「やがて、みんな幽霊」の画像

武藤事務所株式会社

■概要(リリースより)

道玄坂の土地の由来から、それにまつわる人、そして幽霊となって存在している今。そんな土地と、地名と、人の結びつきを探っていく。10の土地、10の事実、10の幽霊をめぐった先にみえてくる、無常と不変の入り口。人間から少し離れ「生きること、死ぬこと、残り続けること」をみつめる。

表紙には、宇宙のように無数にキラキラと輝く粒子。そして艶やかであやしい夜の世界が全面に広がっていく。言葉で感じ、ビジュアルで感じる1冊の思考ファンタジー。

著者:武藤雄一
発行所:文とアート出版
発売日:2024年7月26日

リアル展示会 『やがて、みんな幽霊展 ~怖くない幽霊屋敷~』

やがて、みんな幽霊ジュースの画像

武藤事務所株式会社

アートブック「やがて、みんな幽霊」には10人の幽霊が登場し、彼らが生きていた時代は主に、戦国時代から江戸時代。リアル展示会『やがて、みんな幽霊展』では、そんな彼らが生きていた頃に、実際に暮らしの中にあっただろう「襖」に彼ら幽霊たちの姿が映し出される展示になっているということです。

また、毎日先着50名様に背筋もヒヤッとする「幽霊ジュース」のプレゼントや、更にフォトスポットで写真を撮ると、いないはずの代官山の幽霊との記念写真が撮れてしまう体験や、蚊帳の中に入ると幽霊たちがいる街の映像が4面に映し出されるマルチ映像体験など、会場内に漂う夏草の匂いとともに様々な体験が楽しめます。

■『やがて、みんな幽霊展 ~怖くない幽霊屋敷~』概要
名称:    『やがて、みんな幽霊展 ~怖くない幽霊屋敷~』
会期:    2024年 7月26日(金)から 8月4日(日) 11:00 – 19:00 ※入場は18:30まで
入場料: 無料
会場:    THE FACE DAIKANYAMA
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-13 ROOB1-B2F
東急東横線「代官山」駅 徒歩3分

公式ホームページ: https://buntoart.com/exhibition_yurei/


小さい頃は、夏休みのお昼にテレビ放送されていた「あなたの知らない世界」を見てなんで幽霊なんて怖いものがこの世にあるんだろうと恐れていましたが、年を重ねると親しい人や愛する家族を失い、その人とまだ繋がれるなら幽霊であっても怖くないなと思うようになってきました。

「やがて、みんな幽霊」というタイトルから、きっと必要以上に怖がるものではなく、幽霊という存在から今を生きることやいずれ自分が死ぬことに思いを馳せられる気がします。「やがて、みんな幽霊」とっても深い言葉ですね。

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