2024年夏、世界がパリ五輪に熱狂する中、我が家の高校2年生の息子は、高校が主催するハワイ研修に行ってきました。その準備から帰国までの様子を、母親目線でご紹介していきます。
高校主催の海外研修
中学生から計画していた海外研修
息子はもともと英語が好きで、中学時代は5教科の中では英語が得意だったこともあり、高校選びは高2での海外研修が恒例となっている公立高校に進学したいということで、受験して無事合格し、海外研修の募集を待ちわびていました。
オーストラリアのホームステイから、ハワイのホテルステイに大幅路線変更!
この海外研修は、2年生を対象に文系・理系関係なく募集し、夏休みに実施されています。その募集が始まったのが1年生の12月。そこで驚愕の事実が判明しました!昨年度までは、夏休みに行くオーストラリアのホームステイを軸にした交流事業でてっきりそのつもりでしたが、何と今年から行き先をハワイに変更し、しかもホテルステイの大幅路線変更!!
実は、真夏の日本から真冬のオーストラリアに行く季節的なハードルの高さと、最近のオーストラリアでは韓国や中国の留学生などを優遇する傾向があり、日本人学生の海外研修は段々と隅に追いやられレベルが低くなっている現状があるそうです。そこで、高校では思い切って行き先をハワイに変え、今回の研修が成功すればこれをモデルケースに来年度もハワイ研修にしたいということでした。
円安の影響で・・・
どんどん上がっていく費用
ご存知のように、今は超円安!こんな時期に海外に旅行に行くこと自体がためらわれますが、今回の研修費用も当初の金額よりも最終支払い額は値上がりました・・・。
募集当初は40名ほどの希望者がいたものの、日を追うごとに増えていく費用に断念する生徒も出てきました。一時は、最低人数を下回って海外研修の実施自体が危ぶまれていましたが、何とか人数が集まって開催されることに。しかし、人数が減った分費用は割高になりました。
ある程度の値上がりは覚悟していたものの、結果的には旅行日数は10泊12日から2日減って8泊10日に、また金額は日数は減ったのに11万円増えるという、想像以上の値上がりでした!
しかし、中学生の頃から行きたがっていた海外研修ですし、親としては高校が連れて行ってくれるという安心感もあり、自分の貯金からも費用の一部を出すという息子の希望もあり、行かせることにしました。
現地での食事は3分の2が自費!
8泊10日の期間中、食事回数は機内食を含めて28回。費用を抑えるためだと思いますが、その内20回は自費でということで、これにも頭を悩ませました。
説明会では、ホテルの部屋には電子レンジがあるということで、日本からインスタント食品を持って行くことを勧められました。ほぼ、朝食は自費だったのと、食べ盛りの男子高校生なので、トランクの4分の1はインスタント食品で埋まりました!
内訳は・・・
・サトウのご飯 15パック
・インスタントみそ汁 7パック
・コーンスープ 5パック
・パスタ麺 500g
・ふりかけ 大袋タイプ
・レトルトカレー 3食分
・レトルトパスタソース 5食分
パスタ麺は、電子レンジで麺を湯がくことができる100円ショップで売ってあるプラスティック製の容器があるので、それも持参しました。こんなやつです↓
とにかく麺が好きな息子なので、けっこうこれが大活躍だったようです。現地で、食器用洗剤やスポンジを買って洗ったりして、プチ自炊生活を頑張っていました!
でも、旅行の楽しみは何と言っても食事ですよね!節約した分、色んなハワイグルメを楽しめたようです。
お金の準備
デビットカードデビュー
息子はまだ18歳未満なのでクレジットカードは作ることができません。現地での支払いは、現金かデビットカードを勧められ、デビットカードは持っていなかったので作る必要がありました。
デビットカードとは、カードでの支払いと同時に自分の銀行口座から引き落としがされる仕組みで、中学生を除く原則15歳以上が発行対象となっています。息子は銀行口座を持っておらず(これまでは郵貯)、この機会に銀行口座を開設しましたが、キャッシュカードとデビットカードは別に作った方が親の管理が便利だし、防犯上でも別々がいいとのことだったので、そのようにしました。
私も学生の頃デビットカードを良く利用していましたが、銀行口座開設もカード申請も当時とまるで方法が違って、本人確認や申請手続きにはマイナンバーカード必須だなと、パスポート申請も含め改めて思いました。
使う本人も管理する親も便利なデビットカード
デビットカードを作るにあたり、登録のメールアドレスは母親(私)にしました。これがまた便利で、使う度にメールに「デビットカードご利用のお知らせ」が届きます。国内であれば、お店の情報まで(例えばコンビニ利用ならファミマとか)届き、特にハワイ滞在中は、息子の動向をカード利用状況から把握していました。
ハワイに行くならJCBがおススメ
これは旅行会社の方からのアドバイスだったのですが、デビットカードを作るならJCBをおススメされました。その理由は、ハワイで主要な観光地やショッピングスポットへの移動に便利なトロリー(バス)に無料で乗れるからです!
JCBのカードを見せると、ワイキキと約350の店舗が集まるショッピングセンター・アラモアナセンター間を結ぶこちらのワイキキトロリー(ピンクライン)が無料!このキャンペーンは、2025年3月31日までですので、期間中にハワイ旅行を検討されている方は、JCBがお得ですよ!
息子のハワイ研修について、今回はお金の話を中心にお伝えしました。次回もお楽しみに!