射撃スタイルを商標登録
パリ・オリンピックの射撃・混合エアピストルで、ラフなTシャツ姿で出場し「無課金おじさん」として話題を呼んだトルコの銀メダリスト、ユスフ・ディケチュ選手が、自身の射撃スタイルの商標登録を申請したとのことです。
無関係の人に商標登録され、商業利用されるのを防ぐのが目的とされています。
報道によると、本人の知らないうちに多くの商標登録の申請が出されていることがわかり、自身で申請することを決めたとのこと。ほかの申請は却下されたと報じています。
「無課金おじさん」一時トレンド入り
ディケチュ選手はゴーグルなどの装備をつけず、片手をポケットに突っ込んで狙いを定めるスタイルがSNS(ネット交流サービス)で話題となった。X(ツイッター)では、ソーシャルゲームで装備にお金をかけない人になぞらえて「無課金おじさん」と名付けられ、一時トレンド入りしていました。
無課金おじさんの強者感が妄想を掻き立てるな… pic.twitter.com/gPlol7nuvH
— きらり山まさる (@ymzkmsr) August 12, 2024
トルコではディケチュ選手をモチーフにしたTシャツやマグカップ、携帯電話カバーなどさまざまな記念品が発売されたほか、英国のサッカー・プレミアリーグでは、得点を決めた際にディケチュ選手の射撃スタイルをまねたポーズを取った選手もいたそうです。
ディケチュ選手は自身の射撃スタイルについて「身体を安定させ、バランスを取るためにやっている。それ以上のことは何もない」とコメントしています。
微動だにしない。
無課金おじさん、実物大の人形つくったのかと思ったら、構えのポーズが全くブレないだけだった。
pic.twitter.com/Uom35Ew1xO— お侍さん (@ZanEngineer) August 6, 2024