2024年夏、予定外の車の購入を迫られ、時間がない中バタバタと準備し、結局新車を18年ぶりに買いました。これまで乗っていた車や担当ディーラーさんとの突然の別れ、そして今時の車の買い方に翻弄されつつも無事に新車を迎えて3ヵ月が経ち、備忘録として書き残していきます。
突然の愛車との別れ
まずは、どうして愛車を手放すことになったのか。それは、車検で見つかった部品の不具合が原因でした。乗っていたのは日産・エクストレイル。平成27年式で、平成29年10月に大手中古車販売店で走行距離1万キロ未満のものを買いました。購入後は家の近くの日産ディーラーに車検やタイヤ交換などもずっとお世話になっていて、担当さんも本当に良い方だったので、途中リコールなどもありましたが、大きさや形、荷物が多く積めるところなどがとても好きで、乗り潰して次もエクストレイルとかがいいなと思っていました。
しかし、今年7月の車検時に、「エンジン音に違和感がある」と伝えたところ、「CVTというミッションから音が出ている可能性があり、今回の車検は通りますが、今後最悪の場合車が動かなくなります。」という回答が!その部品を新しくするにも費用は40万円程かかるそうで、実際に部品交換をして乗り続けた方もいたそうですが、走行距離が15万キロ超えていたので、これから他の不具合も出てくるだろうし担当さんもそれはお勧めしないとのこと。
え?車検が切れるまであと1ヵ月もないし、そんな短い時間で次の車見つけないといけないの~!!と私の車騒動がスタートしました。
中古車から始まった車選びが、新車購入も選択肢に
そんなこんなで始まった私の車探し。突然のことで資金もそんなに無く、エクストレイルも中古車だったので、まずは中古車や新古車を探してみました。担当ディーラーさんも、日産の中古車なら色々とお手伝いができると、これまで私の好みなどもご存知だったので、エクストレイルの中古車はもちろん、似たようなSUVの他の車種も探して頂きました。ただ、やはり同じように探している人もいるのは当たり前で、ちょっとの差で「契約済み」になったり「商談中」となったり・・・。
また、同時に悩んでいたのが、「中古車買ってもまた同じように部品の不具合が起きたら嫌だな・・・」と。値段は倍以上に跳ね上がりますが、安全を買うという意味でも、新車購入も検討することにしました。しかし、今のエクストレイルを新車で購入は、予定外の出費で予算もなく、それは諦めることに。となると、日産以外の車の選択肢に入れ、中古車と並行して新車購入も選択肢に入り、私の車選びはますます複雑になっていきました。
私の車選び『やっぱりSUVが好き!』
さあ、新車も含めた車選びは、もうカオス状態です。車ってもっと余裕をもって、これまでは短くても半年くらいは悩んで買うものだったので、しかも期限は刻一刻と迫っています!
新車も選択肢に入ってくると、次は車種。軽自動車・コンパクトカー・SUV・電気自動車・・・。
突然ですが、ここで私の車歴史をご紹介します。
まず初めての車は、免許取り立ての10代後半。母が知り合いの整備工場から安く譲り受けた10万円の軽自動車でした。免許取り立てなので運転もへたくそだったし、このぐらいがちょうど良かったですね。
それから、社会人になって初めての新車は日産マーチ。主に通勤用でしたが、当時はCDが再生できるだけでも嬉しかったのを覚えています。
そして、結婚して子供が生まれ、買ったのはトヨタ・ラッシュ。車高も高く見晴らしがよく、室内も大きかったので、チャイルドシートを乗せてもそんなに狭くなく、使い勝手が良かったですね。
ラッシュの後に買ったのが、前述した日産・エクストレイル。中古ながらも装備は充実していて、純正ナビに全方向カメラ、CDも録音できるし、DVDも再生できる!
ここまで読んでお気付きでしょうが、私そんなに車にこだわりはなく、音楽が快適に聞けて安全に運転ができればそれでOKぐらいな価値観なんです。
でも、いざ新車も選択肢に入ったならば、「やっぱり好きな車に乗りたい」これに尽きます。となると、出た結論は「私SUVが好き!」だということ。大は小を兼ねるではないですが、これまで大きい車に乗っていて失敗したなとか、もっと小さいのが良かったなと思うことが正直なかったので、車選びはSUVをメインにすることにしました。
前編では、いきなりの車選びを迫られ、やっと出た結論が「新車でSUV」を買いたいというお話をお伝えしました。
次回は、悩みに悩んで長年お世話になった担当ディーラーさんにさよならを告げたことや(これが実は一番つらかった・・・)、ほぼ国産車全ててのメーカーを取り揃えた販売店での「カーリース」という買い方、また新車の便利すぎて最初は上手く乗りこなせなかった新機能など、後半も色んなお話をお伝えできたらと思います。