⚠首都圏強盗発生地域で給湯器点検に関する電話が増加

2024年8月以降、首都圏を中心に相次いで強盗事件が発生し、「闇バイト」という言葉を何度も見聞きするかと思います。
特殊詐欺やフィッシング詐欺の対策サービスを提供するトビラシステムズ株式会社が独自に行なった調査で、手口の一端が公開されています。

給湯器や関連設備の点検

一連の強盗事件が発生した東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の1都3県で、今年8月下旬から10月下旬にかけて給湯器や関連設備の点検に関する電話の着信件数が増加しているようです。

犯行グループは事前に電話で家族構成や資産状況を探る「アポ電」を行ったり、点検や工事を装って住宅を訪問し情報収集を行ったりする可能性があります。各地の警察や自治体は、事業者などを名乗る人物からの不審な電話や突然の訪問に注意するよう呼びかけています。

© tobila.com

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設備工事の業者を装って、住宅街を見て回り、給湯機器のある家に無料点検などと言って玄関ドアを開けさせ、契約をさせられたり、最悪の場合そのまま(あるいは後日)強盗ということもあるようです。

また、給湯器関連の事業者以外に、不用品買い取りやリフォーム工事の事業者を名乗る不審電話の情報も複数確認されています。

【点検等に関する不審電話の例】(トビラシステムズ調べ)
・事業者を名乗る者から、電話で「給湯器の無料点検をする。ガス会社のT社から委託されている」と言われ、住所や名前を確認された。心配になりT社に確認したところ、一切関係ないと言われた。
・電話で「給湯器の無料点検に伺います。○日は午前か午後どちらがいいですか?」と聞かれた。こちらが「必要ない」と答えると無言で電話を切られた。
・リフォーム関連の事業者を名乗り「水道管と排水管の点検で周辺地区を回っている。都合がいい時間はあるか」と訪問の約束をさせる電話を受けた。
・電話の相手が名前を名乗らず「何でもいいので不用品はないか。明日そちらの地域を回っている」と一方的に言ってきた。

事業者の中には「顧客からの申し込みがない限り点検を実施することはない」「突然の訪問や電話はしない」など、注意喚起を行っている事業者もあります。事業者を名乗る不審な電話や突然の訪問があった場合は、安易に個人情報を教えたり、自宅に入れたりしないようご注意ください。

 

 

 

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