昨日、年末の風物詩ともなっている「現代用語の基礎知識」選 2024ユーキャン新語・流行語大賞に「ふてほど」が選ばれましたが、ネットでは「不適切報道」がトレンド入りするなど、ちょっとおかしなことになっています。
「ふてほど」とは?
まず最初におさえておきたいのは、今回流行語大賞を受賞した「ふてほど」は、今年1月期にTBS金曜ドラマで大ヒットした「不適切にもほどがある!」の略だということ。
令和の現代ではコンプライアンスに引っ掛かりまくりの昭和親父を阿部サダヲさんが演じ話題となりました。
昨日行われた授賞式には阿部サダヲさんが登場し、「正直、“ふてほど”って自分たちで言った事は一度もないんですけどw」などと発言するも、喜びを語っていました。
🏆 新語・流行語大賞 #ふてほど が年間大賞を受賞🎉🎉
沢山のお祝いの言葉、
ありがとうございます!!🚌磯山Pからのコメントも💭⬇️#流行語大賞#不適切にもほどがある! pic.twitter.com/G8W4DP1dI8
— 【公式】金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」 (@futeki_tbs) December 2, 2024
ネット民からの「ふてほど?」から「不適切報道」トレンド入り
私はドラマの大ファンだったので、流行語大賞が「ふてほど」と知った時にはすぐに意味も分かり嬉しかったのですが、一夜明けてXなどを見てみると「不適切報道」がトレンド入りしています。
SNSでは、「聞いたことがない」という意見が多数を占め、「ふてほど?あ、不適切報道の略か!」という勘違いからか、「不適切報道」がトレンド入りするという状況になっています。
テレビでドラマを観ない層からは当然のご意見かとも思いますし、正直私も「へえ~、これが大賞か」と少し驚きました。
しかしそうは言っても、本来の「不適切にもほどがある!」がトレンドにかすりもしないのは、最近のテレビなどのメディア報道にかなりの不信感を抱いているってことなんだなと、妙に納得しました。
また、多くの著名人も「ふてほど」が大賞には違和感を持っているようで、ワイドショーなどでもコメンテーターが「ふてほどって言ってたかな?」と発言するほどです。やっぱりドラマファンとしては、正式なタイトル「不適切にもほどがある!」が良かったなと思います!