【獺祭】2025年に宇宙ステーションで酒造りに挑戦し、持ち帰って100mlをボトル1本に瓶詰めし1億円で販売予定!

かつて、安倍元総理がプーチン大統領やオバマ大統領にも贈った日本を代表する高級日本酒「獺祭」が、この度、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟内で、人類初となる宇宙空間での酒造りに挑戦する事が決定しました!

獺祭を製造している旭酒造は、三菱重工業株式会社および愛知県(あいち産業科学技術総合センター)の協力の元、開発と打上げ準備を実施してきました。「きぼう」の活用については、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構JAXAの「きぼう」有償利用制度で2024年7月に承認され、現在は醸造装置の開発に取り組んでおり、2025年後半の打上げを目指しているということです。

国際宇宙ステーションで製造する獺祭のイメージ画像

旭酒造株式会社

画像左の細胞培養追加実験エリアで、左下のターンテーブル部分が回転し月の重力である1/6Gを再現し、上の画像右の醸造装置(イメージ)内に酒米(山田錦)、麹、酵母を入れた状態で「きぼう」へと打上げ、軌道上では宇宙飛行士によって原材料と仕込み水を混ぜ合わせることで発酵がスタートし、その後は自動撹拌とアルコール濃度のモニタリングを行いながらもろみの完成を目指すということです。

また、「きぼう」で発酵させた醪(もろみ)約520gは冷凍状態で地球に持ち帰り、搾って清酒にした後に、分析で必要な量を除き、100mlをボトル1本に瓶詰めされます。その1本のお酒 「獺祭MOON – 宇宙醸造」 は、希望小売価格
1億円
での販売が予定されており、旭酒造はその出荷額を全額、今後の日本の宇宙開発事業に寄付するということです。

夢とロマンあふれる計画ですが、きっとその1億円の獺祭も前澤友作さんのようなでっかい男の人が買うんでしょうね・・・。年末ジャンボ当たったら、私も考えます!

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