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「衝突確率77分の1」地球に衝突するかもしれない小惑星が2032年12月22日にやって来る🪐

小惑星「2024 YR4」

小惑星地球衝突最終警報システムに所属するチリの天文学者が地球に衝突する軌道にあるかもしれない小惑星「2024 YR4」を発見しました。

衝突の確率や時期については南クイーンズランド大学天体物理学教授が「2024 YR4 は、1 か月余りの間、天文学者によって厳重に観測されてきました。この天体は、地球に比較的接近してからわずか数日後に発見され、現在は太陽系の暗い深淵へと遠ざかっています。4 月までには、世界最大の望遠鏡でも見えなくなるでしょう。

過去 1 か月間に行われた観測により、天文学者は小惑星の今後の動きを推定し、太陽の周りの軌道を計算できるようになりました。その結果、2032 年 12 月 22 日に小惑星が地球に非常に接近し、衝突する可能性もあることが明らかになりました。」と話しています。

いつ、「衝突するのかしないのか」解る?

「幸いなことに、この小惑星は2028年12月に地球に再び接近し、地球から約800万キロの距離を通過する。天文学者たちは、小惑星の大きさや形を理解するのに役立つ幅広い観測を行う準備を整えている。また、2032年に小惑星がどこにあるのかを非常に正確に概観できるだろう。」とのことです。あと3年後です。

衝突した場合の影響は?

現時点では、2024 YR4 の正確な大きさはわかっていません。地球最大の望遠鏡を使っても、空に浮かぶ小さな点にしか見えません。そのため、明るさに基づいて大きさを推定する必要があります。小惑星の反射率にもよりますが、現在の推定では直径は 40 メートルから 100 メートルの間とされています。

小惑星が岩石の山であった場合は、1908年のツングースカ事件と非常に似たものになるだろうとのこと。

小惑星は大気圏で爆発し、その結果、衝撃波が地球の表面を吹き飛ばしました。
ツングースカ衝突は「都市破壊」型の出来事で、都市ほどの大きさの土地の森林をなぎ倒しました。

では、衝突が回避不可能となった場合、何らかの回避方法はあるのでしょうか?

NASA のDART ミッション(二重小惑星方向転換テスト)

現在までの天体観測によって、将来的に地球に衝突する可能性のある軌道を周回する潜在的に危険な小惑星の存在が多数報告されている。そういった天体が実際に地球へ衝突した場合には地球規模の災害が発生すると指摘されており、早期の発見と被害を回避する手法の検討はプラネタリーディフェンスとして世界的に関心を集め議論されている。DARTミッションでは探査機を小惑星に対して高速で衝突させる方法で小惑星の軌道を人為的に変更可能であることの実証を目的としている。

探査機DARTは2021年11月24日6:21(UTC)に打上げられ、ターゲットである二重小惑星の主星ディディモス・衛星ディモルフォスへ向けて航行、2022年9月26日23時14分 (UTC)に予定通り衛星ディモルフォスへの衝突に成功した。これにより衛星ディモルフォスの公転周期は本来11時間55分だったものが33.24分短くなった。

Wikipediaより抜粋

度々、隕石落下の話はネットの記事などで見聞きすることはありますが、今度は惑星、ちょっと勘弁してほしいものです。

 

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